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乳輪クッキー

この春、立て続けに思うところがあって、区の助成〆切が3月末までの乳がん検診を滑り込みで予約した。5年ぶりに。。
実施医療機関名簿から、仕事帰りでも行ける距離の病院に片っ端から電話を掛けるも、3月末まではとっくのとうに締切またはキャンセル待ちまで予約一杯。そりゃそうだと諦めかけた7軒目、普通に空いていたのは何故だろう...。
検診で職場を早上がりする時に、リーダーから貰ったクッキーが乳輪にしか見えなかった。
大雨の寒い中、歯を食いしばって現地に到着。古くて寂れた病院なのかと思って門を叩いたらとても綺麗な最新設備。問診票を書いて呼ばれ、診察室に入った瞬間に納得した。
彦麻呂に茶髪パーマをかけた風の医師に、「右側のカゴに荷物を入れて、左側で上半身裸になってまたここに掛けてください」と。
その日は大雨で、出勤時に穿いてたズボンがビショ濡れになり、職場でヨレヨレの予備置きズボンに着替えてそのままだった。
今まで冬だったのでワキの処理なし、ウエストのゴムが伸び切ったゆるゆるズボン姿の私は、鳥肌の立った自分の乳房を両手でサワサワ触りながら彦麻呂の前に鎮座した。
彦麻呂「ご自身で気になることはありますか?」
私「久しく自分の身体と向き合っていないので特に...」
彦麻呂は失笑の後、私の鳥肌乳房を物凄い速さで弄りかき集め振動を与えた後、ピンポイントで両方の乳輪を5本指で摘んで弄び始めた瞬間、笑いが我慢できなくなった。「ごめんなさい笑ってもいいですか?」
もう限界で、返事を待つ前に1人で大爆笑。
その後のマンモグラフィはやっつけ仕事で、乳房が痛くないか何度も聞いてもらったけど乳房なんぞはどうでもよくて首が寝違える寸前のピンチになっただけ。危なかった。
総じて本当にヤバかった47歳・春の嵐の乳がん検診。

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