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チョメチョメがやって来た

先週から、夫がチョメチョメモードになっていることは感じていた。

いつもとの明らかな違いは、

・あからさまに優しい。
・見てくる。同じ空間にいる時にやたらと熱い視線を感じる。
・二人きりになると、隙を見計らって後ろから抱きついてくる。
・「肩揉もうか?」積極的に揉んでくる。調子に乗って「もう一回」リクエストすると、出来る限り応えてくれる。

そうして最終的には「やる?」「今日いい?」面と向かって聞いてくる。
今回に関して言うと、「◎◎◎、もう俺限界だ。」「お願い。」「思いっきりキスして。」も付いてきた。思いっきりキスしてって...。もうチョメチョメモードに完全に入り切ってる。

七人家族の我が家。
現在、三階にある6.6畳の子供部屋に五人で寝ている。さすが大都会の真ん中の、ここだけゲトーシティ。二段ベッドの上に夫。二段ベッドの下は、いまや物置きに成り果てた。
次男・三男・次女と私の4人は、ダブルサイズのマットレスとソファを駆使し、入り乱れて雑魚寝。
今晩は、私だけソファに身を縮めて寝てた。
長女は同じ階の寝室に一人。長男は一階の納戸を部屋にして一人で寝ている。

チョメチョメモード入りすると彼は、夜中トイレに行き部屋に戻ったタイミングで、足音を立てないように抜き足差し足で私のところに来る。
そうして無理矢理スペースを開けながら身を捩じ込んできては、後ろから尻をサワサワ弄ってきたり、乳房を揉みしだいてきたり。もしくはトントン起こされて別場所へ行こうと合図してくる。

ここでどうしても私がチョメチョメモードへの切り替えが不可能な時は、全身全霊でそれを訴え、怒るか、半泣きで断る時もある。または、寝る前にどうしてもチョメれない理由を、過剰に念押しして伝えておく。

今日は、同じマットレスの上に次男三男が転がって寝てて、次女に至っては高熱を出していて寝つきが悪く、やっとぐっすり寝入ってる様子。。

私は、本来こんな環境でチョメりたくはない。
いらないスリルしかない。
しかし、今日は匂わせてきてから約1週間。
出張も挟んで帰ってきて、何を理由にしてももう絶対に逃れられない=諦めない=チョメチョメするならするで早く観念して、全力集中でやっちまったほうが早い
といった結論に達する結婚18年目。
この流れで、18年の間に五人子供が産まれた歴史。

私は頭を切り替えるために、一生懸命にいやらしいことを考えて、トイレのビデでアソコを洗い、最近の集合場所の、誰もいない部屋=二階のリビングへ降り立って歯を磨き、チョメチョメモードへ気持ちを作って挑むのです。

息を殺して子供達全員の寝床・寝息の確認を行い、細心の注意を払って午前5時半頃開始。
気苦労。日中は走り回って働いてすり減らし、早朝からここまでしてやるという。

今は子供達が朝寝坊の春休み。何と今日は二回戦があった。
一回戦を終え、淹れてくれたブラックコーヒーを挟み、午前6時15分、再び全裸のまま真正面からやって来た。一回目、確かに出ていたはずで「イッてないの?」聞くと、「半分だったからもう半分出したい」とのこと。二回目は、入れずに口と手で果てられました。
ネバーギブアップマインド、且つ貪欲。

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