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ローリーさんの温かい音楽

ローリー寺西さんの音楽をまた聴くようになりました。

ローリー寺西さんとの出会いは、私が19歳の時。
図書館で出会ったこの本のおかげでした。

正直、何年も前に読んだ本なので、中身を全部覚えているわけではないです。

でも、いじめられていたローリーさんが、ロックンローラーになるという大変身を遂げる!という素敵な内容でした。

文体が綺麗だったんですよね。そして何より温かいものが滲み出ている。

ふと数日前、思い立って、以前よく聴いていた、すかんち(ローリーさんのバンド)の曲を聴くことにしました。

Spotifyで「恋のマジックポーション」とか「恋の1,000,000$マン」とか聴いていたら、いつの間にか目元がうるうるしてきました。

じわ〜っと温かいものが胸に流れ込んでくるような、不思議な感覚を味わったんです。

久しぶりにこんな風に温かい音楽を聴いたな!と思いました。

いい意味で、ガツガツ感もギラギラ感もなくて、優しくて、どこまでも温かい素敵な音楽!!

恋愛をここまで温かく思っているんだな、と感動しました。

なんでこんなに温かな音楽が作れるのだろう。
わからないな、と思いました。
なんでだろう。天才なのかな?

おこがましいのですが…ああ、私もこんなふうに読んでいる人に「温かいな」と思ってもらえるような文章が書きたいな、書けたらな、と思いました。

頑張ろうと思いました。

そして、文章だけでなく、本当の意味で温かな人間になりたいです。

そんなことを、ローリーさんの音楽で学びました。

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