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Depth修行記⑧

「今年はデプスの年とする!」

レガシーデビュー時から憧れであったダークデプスデッキを使った日記その7(不定期)

ドラゴンスター日本橋3号店のレガシー杯に参加。
使用デッキはスローデプス。

今となってはデプスデッキと言えばGWカラーが主流だが、コンボデッキの増加によって立ち位置が悪いと前回感じたため魂のBGカラーに。
ハンデスでの妨害の上で速度が上回る可能性があるのはBGデプスの特権。
そして今回はBGデプスの中でミッドレンジ要素を含んだ所謂スローデプスを選択。

スローを選んだ理由は、ターボデプスのキープ基準が定められなかったため。
MOでいくらか調整したもののコンボデッキは明らかに経験不足でまだ実践には至らないと感じた。
また、本格的に使い始めたデプスデッキがGWであることもあり、どうしてもデプスを主軸に扱えず(信用出来ないとも言う)、隙があればワンパンというサブプラン的な位置付けが染みついてしまっている。

なんなら森知恵払いまくれるしとりあえずソープロ撃たせるかくらいの気持ちで降臨させたことも。 

ハンデスで相手の妨害と前方確認を行いながら開墾者で着実にコンボパーツを揃えていくスタイルが今の自分には合ってるし、今回の大会でも感触は良好だった。
ちなみに《闇の腹心》(以下ボブ)はもう平成のカードという感じになってしまっているが、きちんと活躍の目があるしウーロなどがいる関係上ライフを20以下に咎められる点で《森の知恵》より優秀と感じ採用。4枚積みやすい点も評価。

 以下試合結果

R1 12Post P 〇××
G1
順当にデプス揃えて勝ち。カーン罠橋やウラモグまで辿られない限りは基本的に有利に思う。1枚《演劇の舞台》が入っている可能性があるため、最速以外は舞台先置きの方が裏目が無くていいなと思った。
G2
しっかりとポスト揃えながらカーン定着で負け。やはりカーンは悪・・・。
G3
相手が攻守全て揃っており負け。「出来過ぎでした」とフォローのお言葉をいただけたものの、脳内で有利と感じていた対面を落としてしまい悲しみ。 

R2 アルーレンD 〇×〇
G1
ダブマリ相手にデプスが間に合い勝ち。
G2
ハンデスでアルーレンはあるものの他パーツ0で安心してデプスプラン辿るも、アルーレン置かれたターンに素直にデプス出そうとフルタップした時に相手が引いていた2枚でアサーラックを引けており負け。
《コジレックの審問》でのハンデスだったためアルーレンが落とせなかった点は《強迫》との違いだが肉を落とせるのは審問なので一長一短か。
G3
ハンデスしながら最速デプスで勝ち。 

大量の飛行(+到達)ブロッカーにウーロもあるため延命されやすいものの、こちらのデプスに対する妨害もないので(強いて言えば《敵対工作員》くらいか)、強気に最速デプスを目指せる点はBGの強みか。ナヤデプスでは1T,2T遅れる上に妨害も無いため延命+コンボで負けて勝てた試しがほとんど無かったので良かった。

 R3 RBイニシアチブスパイ D ×〇×
G1
早々に赤イニシアチブでマウントを取られ、ダウスィーまで出されてブロックが出来ず詰み。
G2
事前にMOパンダさんの配信でデッキの存在は知っていたので、《忍耐》も入れつつハンデスで妨害しながらサーガトークンで殴り切り勝ち。
(こういう明確に要不要の判断が出来てサイドのインアウトがしやすいからボブは好き)
G3
ワンマリハンドで輪作絡めて1Tハンデス2Tデプスの最速ハンド。最速ルートを切れば輪作ボジューカで墓地も睨めるしサイキョーとニタニタしてたら驚異の1Tスパイを決められる。自称最強ハンドには《忍耐》まではあるわけもなく・・・。
最強ハンドの上には最強ハンドがありました。 

R4 Doomsday D 〇×〇
G1
お互いデッキは知っているような状況なので互いに強気にダブルマリガン。
その結果こちらのボブがリソース差をつけて勝ち。
G2
しっかりハンデスと《忍耐》を持ちながらキープするも、道中出てきた《大祖始の遺産》がどうしても突破できず負け。
Doomsdayから初見のカードで最初は面食らったけど、すぐに《忍耐》対策であることを理解出来て「すげー・・・」という言葉が漏れてしまった。一筋縄ではいかないなあ。
G3
ボブにはプッシュ、ダイアで捨てたデプスにはサージカルと撃たれ減速させられるものの、それは相手も同じ。
攻め手が見つけられない相手に対してこちらは順当にビートしていけて勝ち。

R5 エルフ D 〇〇
G1 
こちらは開墾者ボブ。相手はドローソースこそ引けてないものの手札全てを使ってエルフの集団に共生虫とシェパードまで並べられ、次ターンには殴り負けしそうなところだったが、衰微をトップ。
初手から持っていた《真髄の針》を共生虫に刺してシェパードを衰微。返しに輪作x2でデプス奇襲で勝ち。ここの勝ちはボブで無ければここまで手札が揃わなかったし感謝の言葉を述べながらそっとサイドボードに移しました。G2
まさかの今日一番のお祭りハンド

奥義1Tデプス 

あまりに出来過ぎた手札に後攻だし何か裏目があるのではと考えるもエルフ対面では全く見当たらず流石にキープ。
予想通りそのまま勝つも、対戦相手からすれば「何を悩む必要があったんだ」という感じだったと思うし、キープするかで悩んでしまい申し訳ないという気持ちの方が強い・・・。
とは言え母聖樹こそ獲得されたものの、それ以外ではこちらが有利には思うのでエルフに対してもナヤデプスよりやりやすくなった点は評価ポイント。

結果は3-2
MOで数回だけ回してボロボロだった割には意外と感触がよかった。
ボブについても思ったよりも全然良かった。白デッキが増えて《虹色の終焉》が環境にある中では森の知恵との差異は大して無いし、全体のマナコストがとても軽いためほぼノーリスクで確実に手数が増えるのがとても良い。

改善点としては《突然の衰微》は他の枠に変えた方が良さそう。
コンボもそうだが、特にストンピィが多い中で衰微は全く間に合わない上に破壊対象にも出来ない。
また、レガシーでは特に重視されている"打ち消されない"のテキストも最近では有効に働くケースが少ない。
元々はサイドのプッシュも衰微にしていたが、プッシュの方がよっぽど活躍してくれた。
とはいえクリーチャー除去だけではチャリスや罠橋への対応を捨ててしまうので《暗殺者の戦利品》に替えて対応力を上げていく方が無難かもしれない。
《虹色の終焉》って本当に万能なカードなんだなあ・・・。

結局その大会ではナヤデプスがTOP4に入っていたし、色々な型を模索していきたい。紙だと毎度スリーブの入れ替えや対戦相手が必要になるけど、今の自分にはMOがある!
いいツールだなあ。イライラは止まらないけど

今回はこの辺で。
それぢわ。

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