見出し画像

Depth修行記⑦

「今年はデプスの年とする!」

レガシーデビュー時から憧れであったダークデプスデッキを使った日記その7(不定期)

晴れる屋トーナメントセンター大阪の関西帝王戦に参加した。
使用デッキは⑥の記事で使用していたナヤデプス。

https://www.hareruyamtg.com/decks/493471

(余談だが今回から全体公開設定にしてみた。目に触れて貰える機会は増えたほうがいいし荒らしみたいにならなければこの方針で)

しかしこの関西帝王戦が控えた週に突然の禁止告知が発表された

・《表現の反復》 禁止
・《白羽山の冒険者》 禁止

上記の禁止から白単をはじめとしたイニシアチブ主軸のデッキは死滅。URデルバーも全てのレンジを支えていた反復が禁止となったため構築の変更を余儀なくされた。

そしてこれらの禁止改定を受けてリアニメイトやスニークショーなどのコンボデッキの立ち位置が向上した。

ナヤデプス(GWデプス全般)は元来のBGデプスと違い、コンボ耐性を落とした代わりにデプスへの依存度を下げた純粋なフェアデッキであり、またイニシアチブには不利であるもののURデルバーを見たアーキタイプであったため、今回の禁止改定ではどちらかと言えば不利な方向の結果となってしまった。(※禁止内容に関しては大賛成でめちゃくちゃ喜んでます)

そのため関西帝王戦に持ち込むにはかなり不安があったため、直前でマナトレーダーを契約してMOで急遽BGデプスを仮組みして回してみるも試行不足で結局ナヤデプスのままに。

以下試合結果

R1 SPY P 〇×〇
G1
たまたま先攻が取れて、たまたま1Tアクション無しのハンドをキープしてターンを渡したら、たまたま相手に1キルされそうになったところで、たまたま輪作を持っていたのでボジューカ置けて勝ち。
G2
もちろん相手の先攻。こちらは必死でダブルマリガンして忍耐探してなんとかキープするものの、白力線設置した上で1Tキルの5000兆点ハンドにより当然負け。
G3
お互いトリプルマリガンの末、相手は白力線設置、こちらは1T耳の痛い静寂、2Tアウフ。
相手はペタルでコンボするハンドだったため、活性の力により耳痛は破壊出来たもののアウフに触れず、アウフが殴りきれて完走。 

スパイと当たったの、実は初めてなんだけどここまで速いのね・・・。
しかし、この”たまたま”で簡単にこけてしまうし、そもそも自分がパーツを揃えてキープしなければならないのに、この偶然性に全てを懸けることが出来るプレイヤーは本当に尊敬します。テーブルトップだとなおさら。
(でもここまで潔いデッキを使っておきながら、負けた時ほど顔曇らせるプレイヤーばかりなのは何故なのか)

 R2 Doomsday P ××
G1
対戦時からDDと分かっていたため、忍耐を探すためダブルマリガンしたら開墾者1忍耐2緑マナソース0というハンドに。とは言えまともに立ち回るようなゲームでもないためキープ。
道中まさかの3枚目の忍耐まで引くものの緑マナソースはダイア含め全く引かない(なんならピッチの緑カードすら引かないという運のなさ)。
緑マナが無ければデプス以外のアクションも無いためドローゴーを繰り返していると相手のDDが発射。
忍耐はあからさまに透けていたため、ケアされたパイルを組まれて負け。こちらも忍耐3枚抱えながら撃てたのは2回なのでもう割り切るしかない。
G2
ワンマリガン後、耳痛+森の知恵でキープ。耳痛設置が通るものの、ペタルを持っていたので思うようには減速させられなかった。
森の知恵に対しては耳痛に有効なはずの残響する真実をピッチにWillされたので”死“が頭に過った。
綺麗にDDから決められて負け。
今回の優勝の方なのだけれど完敗でした。

R3 UWスタックス? P 〇×△
G1
おなじみの罠の橋、チャリスをはじめ、冬の宝珠やエメリアのアルコンなどで縛りながらマイコカーンなど狙ってくるデッキ。
マリットレイジのワンパンはもちろんのこと、開墾者でのシルバーバレットも全部否定されて散々縛られてしまうもののなんとかカーンだけは捌きながらやっとミンスクを引けて投げ飛ばしで辛勝。あまりにもきつい。
G2
そう何度も上手くいくはずもなくカラカスや借り手まで出てこられながら殴りきられて負け。
しかし試合が長引きすぎてしまい、この時点で時間切れで延長ターンまで使い切った状態となったため引き分けに。

R4 Death and Tax P ××
G1
開墾者などいいスタートを切れたものの、ソープロ終焉がある中で白マナが全く引けずヤヴィマヤだけを重ね引き鬱蒼と茂る盤面に(僕の顔は真っ青)。
最終ターンでやっと白マナに辿り着いた頃にはそんなことで解決出来る盤面にもなっておらず敗北。
G2
倦怠の宝珠+封じ込める僧侶の良ハンドでキープ出来たものの、相手の素引き十手があまりにも強力で負け。
元々ダイア減らすマッチだしアウフまで取るべきなのか・・・。十手以外は僧侶や倦怠で十分なので判断が難しい。

この時点でTOP8の目が消え、覚悟していたコンボ2連戦どころかスタックス系を2連戦引いてしまいデッキ選択の弱さが如実に出てしまう結果に。またDD戦での緑カウントやデスタク戦での白マナなど、デッキからもプレイに応えて貰えずボコボコ。
とりあえず最後までやろうとなんとか気持ちを切り替える。

R5 ボロスウィノータ D 〇〇
G1
デプスプランがほぼ手札で完結していたため、1T開墾者、2Tゼニス開墾者するも激情で流され2:2交換に。
焦るも相手も激情から後続が続かずデプス出して勝ち。
G2
相手ダブルマリガンから渋々といった様子でキープを選択して猿人の指導霊2枚を切ってメイガスを着地させる。
しかしこちらはダイアがあるため、月の影響は少なく色マナ供給に成功。
開墾者がアクティブな状態でメイガスが殴ってきたのでブロックしながら輪作+起動でデプスを設置。ダイアで捨てていた土地のお陰で開墾者がサイズアップしてメイガスを打ち取り、友情コンボでデプス降臨。
知識ではしっていたものの実践出来たのは初めてだったので内心嬉しかった。
実際ダイアがあるので月は思ったよりダメージは少ないのかもしれない。

R6 UB忍者 P 〇××
G1
相手が飛行クロックに辿り着けず、こちらのデプスが通って勝ち。
G2
貼られた《基本に帰れ》がきつすぎる。そのまま鋳造所まで辿り着かれて負け。
G3
開墾者などのこちらのクリーチャーを捌かれ続けて負け。
市長の塔が置けなければ不利な上、基本に帰れが取られていたので仕方なし。

R7 Lands P 〇×〇
G1
相手の開墾者を捌きながらこちらの開墾者でボジューカなどシルバーバレットしてコントロール出来て勝ち。
G2
対応が追い付かず、頼みのミンスクもカラカスが置かれ、ローム無限サーガまで辿り着かれて負け。
G3
長期戦の中、カラカスや不毛まで準備されて死者の原野からゾンビの大群が迫ろうとしていた時にゼニスからギリギリX=3でレリカリー出してカラカス下だからと放置されていたミンスクの投げ飛ばしで辛勝。
R3のスタックスの時もそうだったけど、素のカードパワーに加えてこういう膠着盤面でも最後にワンチャンスを作り出してくれるミンスクは本当に偉いと感じさせられたマッチだった。 

結果は3-3-1
やはり禁止改定から予想されていた通り、コンボが跋扈する環境となっており、仮想敵だったURも構築変更に伴いブレが激しく数を落としていたのでナヤデプスの土俵ではなくなってきている(禁止改定直後の大会だったためなおさら)。
今後としてはコンボ対策にガードを上げたGWデプスか、今こそコンボに対抗させるためにデプスプランに特化させたBGデプス各種なども考えていきたい。
上述したようにマナトレーダーを契約したため相当無理な内容で無ければMOで色々試せそうでこれからの調整過程がとても楽しみ。
晴れる屋のレガシー大会はいつも人数がいて成立してくれるしテーブルトップならではの感想戦なんかも楽しめるが、定時退社した際に8時まで時間を潰すのが悩みでもあったのでMOの本格導入は結婚生活ではとても大きく感じる。

みんなも始めようMagic Online。

今後は余裕があればMOの戦績もこのNoteに載せていきたいし、リプレイ機能を活かして盤面のスクショなども残していきたい。

 今回はこの辺で。
それぢわ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?