出張似顔絵を再開して生まれた幸福な流れについて。(正敏)
こんにちは、正敏です。
最近、出張似顔絵を再開しました。
というか、再開する流れになったという感じです。
メルカリという有名なアプリがありますが、あれの姉妹版のメルカリアッテというのがあって、それは「会って」の名前どおり、直接会ってものやサービスをやりとりするものです。
そこで僕の似顔絵、正確には「理想図 -resouze-」というものを販売し始めました。たぶんほんの数ヶ月前からだと思います。
ちなみに理想図というのは、スピリチュアル的な文脈でよく言われる「引き寄せの法則」というものの考え方を参考にした似顔絵です。
ある人が求める状況や在り方に、現在のその人の姿が重なるように描くことで、その人のイメージを絵として具現化するものです。
よく願望実現の第一歩はノートに書き出すことだ、と言いますが、それを絵で行うものです。確かに紙の上に刻まれた文字や絵は、物質化の第一段階なので、すでにその願望が実現し始めている、という意味でとても意味のあることだと思っています。
その販売ページにご希望のメッセージをくださったのがTomokaさんでした。Tomokaさんは4年ほど前から僕の似顔絵(カオカキと読んだりもしています)の色やタッチを知ってくださっていて、描いてもらいたいと思っていてくださったようです。
もう諦めていたら出会えた。
願いが叶いました。
そのような言葉をいただき、僕自身がTomokaさんの願望の一つだったということがなんだか不思議で嬉しくて、喜んで引き受けさせていただきました。
お家が近くだったので、双方から近いカフェで会いました。
ネットでお写真を送っていただいて、それを見て描くということが当たり前になっていたので、直接向き合って描くことの面白さを再確認しました。
曲を作ることとライブで演奏することくらい違うことです。
同じ時間と同じ空間を過ごしながら、僕は描く、Tomokaさんは描かれるという立場で、互いの輪郭が言葉や視覚や意識によって混ざり合って溶け合う過程は、やはりこのスタイルにしかないものです。
春の始まりの日、Tomokaさんにとって背中を押してもらいたいような、そんな心境だったという言葉をいただきました。僕の絵がその一助になったのであれば嬉しいです。そして、これは不思議なことなのですが、僕の絵は僕が描くのですが、これは謙遜ではなく、実感として「描かせていただく」感じがあるのです。
「仕える」というか。
ある種介護や支援、美容などの仕事と近いものがあるのかもしれません。
どれ一つとして相手の存在無くして存在せず、施す方が偉いわけでは決してない。
その在り方が、自己愛が強くて人を見下す癖のある僕をチューニングしてくれるんだと思います。
改めて出張似顔絵の大切さを感じました。
後日、Tomokaさんからご連絡をいただき、似顔絵を描いて欲しいというお友達をご紹介いただきました。
めぐみさんという方。
今日、雨の河原町、陽の光がたくさん入るカフェでお会いしました。
僕から指定したお店にもかかわらず、店員さんに「制限時間2時間ですがよろしいですか?」と言われてちょっとだけ「そうなんや!」と思いました。
でも人気のあるカフェだから仕方ないかと思い、お話をしながらもペンを取り、描き始めました。
今朝、表現とスピリチュアルについてという文章を、別名のツイッターアカウントで紹介したのでした。今日は僕の中で現実の僕とスピリチュアルとを公的に統合させた日だったのもあって、めぐみさんともスピリチュアルな話ができて楽しかったです。
とはいえ、僕は決してスピリチュアル系と言われるものに詳しいわけではないです。知識も別に多くないし、そういう話をするのが特別好きというわけでもありません。
ただ、自分の狭い視野で捉えてきた「現実」を、概念でいくらでも改変できるというその面白さに惹かれているような気がします。
僕が青に惹かれていることについて熱く語ったり、めぐみさんがお仕事において何を大事にされているのかを聞かせてもらったりしつつ、自然と制限時間少し前に絵は完成し、流れに運ばれる感じでお店を後にしました。
めぐみさんはヨガを教えておられるそうなので、今度お願いすることを約束しました。
Tomokaさん・めぐみさんとの出会いは、ちょうど僕が自分のことをもっと世界に向けて開いていこうとした時に生まれたものでした。
本当に嬉しいです。ありがとうございます。似顔絵を通して、素晴らしい出会いが生まれるというのは嬉しいことです。僕が物心ついた時にしていたことが「絵を描くこと」だったから、当然のことなのかもしれない。
人の顔を描くということを、大切にしていこうと思いました。
赤阪正敏
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