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共和党下院議員の実態

ウクライナ支援を巡る下院共和党議員221人のスタンス分布

ウクライナ支援を巡っては、いろんな法案があるんですけれど、それらに共和党下院議員の人たちが、どれだけ賛成してきたか、また、反対をしてきたかを集計してみたところ、下記のようになりました。(どっかの調査機関)
A~Fに分け、Aが最も賛成度が高いグループで、Fが最も反対度が高いグループです。RINO度が高いのもAということになります。

ウクライナ支援賛成      A が70人
               B が41人

中立・中間          C が19人

ウクライナ支援反対      D が9人
               E ・F    が82人

これを見ると、221人の議員のうちトランプ派はD.E.Fで91人しかいません。
現在の下院議長のマイク・ジョンソンやマット・ゲイツはFでした。
アメリカ第一主義を掲げる共和党員はこれだけしかいないようです。
共和党と聞けば、そのほとんどの議員がアメリカ第一主義を掲げるトランプ支持者かと私は思っていましたが、実情はこんなんでした。
これではトランプさんにとって、かなり厳しい状況だと思います。
がっかりです(>o<)

こういう状況なので、イスラエル支援ともなれば賛成が圧倒的多数になるのは目に見えています。

アメリカの金融業、マスコミ、シンクタンク、民主共和両党の政治資金ネットワーク、この4つの大部分を支配しているのがユダヤ人なので尚更ですよね。グローバルユダヤのほうです。

アイゼンハワー大統領、悔悟の「軍産複合体」演説

それはジョン・F・ケネディーが大統領に就任する3日前のことでした。
1961年1月17日。退任するアイゼンハワー大統領の「軍産複合体」の危険な台頭を非難する記憶に残る演説が凄かったので、まだ知らない人のために書いておきます。

アイゼンハワー大統領

「巨大な軍事施設と大規模な兵器産業の結合・・・・省略・・米国の経験では初めてのことだ。国防費を増やすことで、海外では帝国主義国家、国内では警察国家へと変貌してしまうことを恐れる。私たちは、この組み合わせの重さで、私たちの自由や民主主義のプロセスを危険に晒してはならないのです。」

大統領の地位をもってしても、どうにも出来ない闇の勢力の力が、アイゼンハワーが退任する頃には完全に米国を覆っていました。その力が、さらに巨大になっていけば、人類は破滅への道を歩んでいくことになると彼は察知したのだと思います。

イスラエルへの武器供与に3億2000万ドル

11月6日、ウォールストリートジャーナルが、「ガザの犠牲者が増え続ける中、米国はイスラエルに3億2000万ドルの武器供与を計画している。」と発表しています。この予算案は、すでに議会を通過しているそうです。

バイデン政権が供与する武器の1つが「米国製精密スパイス爆弾」というものです。これは小型の爆弾でコストパフォーマンスも良いと言われています。この爆弾をイスラエルに2000個も供与するのだそうです。

スパイス爆弾

この爆弾をどこが作っているかと言えばイスラエルです。「ラファエル・アドバンスド・ディフェンス・システムズ社」という会社です。そして、ラファエルが提携しているのが、アメリカの「ロッキード・マーチン社」でした。このようにして、結局、ネオコンに繋がります。

逆から考えると、ネオコン系の軍産複合体が儲けるためにハマスがイスラエルを奇襲攻撃し、民間人を殺し、人質を取ったということになります。ハマスは最悪のテロリストというレッテルを貼り、イスラエル軍がガザ地区のハマスを一掃するという口実を作るわけです。この流れで、すでにネオコン系の軍事会社はイスラエルに巨額の武器弾薬などを売ってボロ儲けしています。その上、アメリカ人の血税を投入して、さらに太ろうとしているみたいですね。

中東情勢の激変

あの対立し合っていたサウジアラビア(スンニ派)とイラン(シーア派)が関係正常化し、また、シリアが他のアラブ諸国と関係正常化しています。これらは、普通に考えたら有り得ないお話のようです。でも、こうなってしまった今、イスラエルは完全に孤立してしまったと言えます。ネオコンがどう出てくるのかが、私にはわかりません。とにかく、第三次世界大戦だけは起きなければいいなと思っています。

Jowish Voice for Peace(ジュース・ボイス・フォー・ピース)

本来、米民主党は全体主義団体ですから異論を許しません。これまでいかなるテーマでも一糸乱れぬ統一行動をしてきました。ところが、その民主党が、この問題では珍しく割れました。13人の民主党下院議員が即時停戦を求め、イスラエル全面支援を訴える執行部に従わなかったのです。

選挙資金を牛耳る民主党全国委員会からの報復もあり得るだけに、この13人の勇気ある行動に注目する必要があります。

owish Voice for Peace

今、アメリカ全土にJowish Voice for Peaceを中心とするユダヤ系団体が、イスラエルに対する軍事支援中止を訴える抗議活動を展開しています。NYでは数千人がブルックリンのグランド・アーミー・プラザに集結して民主党上院議員チャック・シューマーの事務所に向かいました。この抗議活動では60人の逮捕者が出たとNYポスト紙は伝えています。Jowish Voice for Peaceによる同様の抗議活動は、シカゴ、サンフランシスコ、ロサンジェルス、シアトルなどでもあり、サンフランシスコでは元下院議長のナンシー・ペロシの事務所が抗議のターゲットになりました。

ユダヤ系、そして米国人のマジョリティーはイスラエル支持です。しかし、そのような中でも、ネタニヤフ政権への批判がこれだけ出ているのは注目すべきことです。こういうことから、アラブ人とユダヤ人は、本来なら上手くやっていけると考えられます。やはり、ネオコンとシオニスト、そしてハマスの存在が、全ての悪の根源なのではないでしょうか?
これらが消えてくれたら、中東地域には平和が訪れると思います。

ウェストバンクとガザ地区の同一選挙

現在、パレスチナを代表するのはファタハのアッパス議長だと言われていますが、ハマスの議席獲得数は74議席でファタハの45議席を上回っています。
なので、どちらかと言えばハマスのほうがパレスチナの代表権を持っていると考えられます。これっておかしくないですか?普通に考えたら理解できないと思います。

もともとはファタハが第一党だったのですが、ファタハというのは比較的、イスラエルに対して穏健派だったため、ハマスと違って西側諸国からたくさんの支援が入ります。ファタハが穏健派なのは良いのですが、汚職や横領がひどく、ファタハ党員の幹部は豪邸に住み、高級車を乗り回しています。対してパレスチナの国民はと言えば、非常に大変な状況で生活を強いられています。そんな中、ハマスは貧しい人々に寄り添い、病院や学校などをたくさん作るといった草の根的な活動をしてきました。そういったことから、ファタハは敬遠され、ハマスのほうに国民の支持が移ったようです。

ハマスは普通の選挙をやり第一党になったわけですが、ファタハとハマスは対立していて国としての機能が麻痺してしまっている状態です。ハマスが政権についたことで欧米からの支援が入らないことや、国際社会がハマスの指導者を大統領と認めないことなどがあり、引き続き、ファタハのアッパス議長がパレスチナの大統領をやっているというわけです。

今のハマスは活動がだんだん過激になってきています。あれだけ国民に優しい政党だったハマスが、何故こんなふうになってしまったのか?それはバイデン政権がイランに対して宥和政策をとったためだと言われています。

レバノンの政治政党「ヒズボラ」

レバノンのヒズボラという政党も草の根的な活動から国民の支持を得ています。レバノンではキリスト教とイスラム教の議席が、それぞれ64議席在ります。ヒズボラはイスラム教議席の12議席を持ち、さらにヒズボラのグループ政党を合わせると128議席の過半数を超えています。指導者は「ハサン・ナスルッラーフ」です。こちらも選挙で堂々と選ばれています。

今夜も最後までつき合っていただき有り難うございました。
複雑で何が真実なのか・・・はまだはっきり見えてきません(>o<)


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