【ふるよに】詭弁と天地反駁に関する小考
当記事は私の記事「書についての考察」の補足記事的な立ち位置となります。
まずはそちらをお読みいただいてからの方が理解が早くなるかと思います。
https://note.mu/akasakisakura/n/n210e8e14946c
前回の記事を頑張って書いたおかげで、「書に関して教えてください!」と聞かれたときに「とりあえずこれ読んでわからないところを聞いてください」と答えられるようになりました。
しかし、「詭弁と天地反駁に関してもう少し詳しく知りたい」というリクエストをいただいたため、詭弁や天地反駁をどのような場面でどのように使うべきかを、簡単にですがご紹介いたします。
本記事中でも、メガミの敬称を略させていただく旨をご理解ください。
・詭弁
詭弁は前回の記事ではさんざん弱いカードだという評価を下しました。その評価は今でも大きくは変わっていません。
しかし、この詭弁というカードは、シンラにとってはなくてはならないカードだというのが、今の私の考えです。
このカードは、「シンラ軸(より正確には森羅判証軸)」を採用する際に必要不可欠なのです。
なぜなら、この詭弁と、森羅判証以外のカードで、シンラは相手にライフダメージを与えることができないためです。なんて恐ろしい事実なんでしょう。
森羅判証は、破棄時に敗北してしまう以上、勝利するためにはある程度ライフを削り切れるめどが立っている必要があります。
デッキにもよりますが、おおむねライフを4か5くらいまでは削りたいところです。
しかし、シンラは某メガミのように「え???斬と柄打ち使ってたら勝手にライフ取れてるけど?wwww」というわけにはいきません。おのれ団子サイコ。
そのため、相方に強力なリーサル手段がなく森羅判証デッキを構築する際には、どうしても相手のライフを一定まで削り切る必要があります。
そこで重宝するのが、この詭弁というカードです。
森羅判証デッキの理想のリーサルプランは下記の通りです。
詭弁 1ダメージ+再構成1ダメージ ×2回
再構成1ダメージ
森羅判証 5ダメージ
このため、森羅判証デッキでは「2回詭弁を当てて森羅判証を展開してチキチキ耐久レースをする」という風になります。
もちろん、シンラの防御力はまやかしによるところが大きいため、相手の切札攻撃が強力な場合には、必ずそれを見据えた対策を行いましょう。
・天地反駁
天地反駁の使用する際に気を付けるべき点に関しては、すでに公式ブログで素晴らしい寄稿記事が掲載されておりますので割愛します。
http://bfpblog.bakafire.main.jp/?eid=271
天地反駁は、切札付与全力とかなり使用するタイミングがシビアで、効果に関してもど派手なものではありません。
そのため、このカードはどのように使えばよいのか?と聞かれたら「それがわからないうちは使わない方がいいよ」と私は答えるようにしています。
しかし、私の中での「天地反駁を採用する基準」はあるので、そちらを簡単に紹介します。
①強力なコンボデッキがある時
例えばアナザーユリナ/シンラの下記の天地反駁デッキなどは非常に強力です。
乱打/一閃/癇癪玉/足捌き/立論/反論/煽動
不完全浦波嵐/天地反駁/皆式理解
皆さんご存知の通り、天地反駁はX/-の攻撃と非常に相性が良く、その中でもダストを作ることにたけているアナザーユリナとの組み合わせは今なおシンラを絡ませた最も強い組み合わせの一つだといえるでしょう。
また、あまり大きく話題にはなっていないかもしれませんが、アナザー2サイネ/シンラの天地反駁デッキも非常に強力です。下記がサンプルレシピとなります。
見切り/衝音晶/遺響壁/立論/反論/詭弁/壮語
森羅判証/天地反駁/皆式理解
このように、自分で強力なコンボデッキが組める場合に関しては、天地反駁を採用する十分な理由になるでしょう。
②不利マッチの時
相性だけで見ると不利だったり、普通にやっても勝てなさそうな時に、私は天地反駁デッキを採用することがあります。
この時のデッキの必要パーツは立論、反論、天地反駁の3枚なので、デッキの柔軟性が極めて高いです。
シンラは非常に癖が強いメガミであり、普通にやっても勝てない相手に出くわすことはどうなったってあります。
その時に、不利をひっくり返しうるパワーを持っているのが天地反駁です。
なぜなら、立論でライフに2ダメージ、反論でライフに1ダメージの合計3ダメージが取れるだけでも、大きくゲームを有利に進めることができるためです。
しかし、これはあくまで「一発芸」のような芸当であり、シンラのことをよく知るプレーヤーにはあっさりといなされてしまうかもしれません。
それでも、「ちょっと一矢報いたい!」「変わった方法で勝ちたい!」という時には、とりあえずデッキに上記の3枚を入れてみてはいかがでしょうか。
以上が詭弁、天地反駁に関する補足説明となります。
何か不明な点、ご指摘、「こんなこと知りたいんだけど」などありましたらTwitterの@akasakihuruまでご連絡ください。
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