抜け毛や薄毛に悩んでいる方の中には、シャンプーなどにこだわっているという方も多いと思います。私自身も、髪の毛をできるだけ健康でキープできるよう、シャンプーやリンスにこだわっています。
私が使っているアイテムの中に、クエン酸リンスというものがあります。みなさんはクエン酸リンスについて聞いたことがあるでしょうか？
髪の毛を健康的な状態でキープする効果があると言われているクエン酸リンスについて、知らない方も多いと思いますので、今回は、クエン酸リンスとはどのようなものか、またどのようなメリットがあるのかなどについてご紹介します。

クエン酸リンスとは

クエン酸リンスとは、その名の通り、クエン酸が含まれているリンスのことです。
クエン酸は梅干しや、ミカンやレモンなどの柑橘類に含まれている成分で、酸味があることで知られています。クエン酸と呼ばれるだけあり、酸性の成分で、アルカリ性の物質を中和させる働きがあります。
髪の毛はや頭皮は弱酸性ですが、パーマ剤や染髪剤などを使うことでアルカリ性に傾いてしまいがちです。クエン酸リンスを使うことで、アルカリ性に傾いた髪の毛を弱酸性の状態に戻すことができます。

クエン酸リンスを使うメリット

それでは、クエン酸リンスを使うことのメリットについて見ていきましょう。

・天然由来成分を使っている
クエン酸リンスに使われている成分は、そのほとんどが天然由来成分です。そのため、頭皮や髪の毛が拒否反応を起こすリスクが小さく、アレルギーや炎症などが起きにくくなっています。
また、クエン酸には細胞を活性化させる効果があり、頭皮の環境を細胞から改善することが可能です。

・髪の毛のキシキシ感が減る
パーマ剤や染髪剤などを頻繁に使用していると、髪の毛はアルカリ性に傾いてしまいます。髪の毛はアルカリ性に傾くと、キューティクルがゆるみ、水分やタンパク質が外へ流れ出てしまい、キシキシと傷みやすくなってしまいます。
アルカリ性に傾いた髪の毛をクエン酸リンスで弱酸性に戻してあげることで、キューティクルが引き締まり、艶のあるきれいな髪の毛になりやすくなるのです。

クエン酸リンスの使い方

クエン酸リンスは正しく使うことで効果が倍増します。
クエン酸リンスの正しい使い方について見ていきましょう。

①洗髪間に髪の毛をブラッシングする
シャワーを浴びる前に、髪の毛を軽くブラッシングしましょう。ブラッシングすることである程度の汚れを落とすことができ、シャンプーやリンスの効果が出やすくなります。

②シャンプーをする
普段通りのシャンプーを行います。

③クエン酸リンスをお湯が入った洗面器に大さじ2、3杯入れる
洗面器の中でクエン酸リンスを溶かしたら、そのお湯を髪の毛につけます。髪の毛が長い場合は髪の毛を洗面器に入れてなじませるようにすることで、より効果が出やすくなります。

④お湯でしっかり洗い流す
クエン酸リンスを使った後は、お湯でしっかりと洗い流すようにしましょう。

クエン酸リンスを使う際は、頭皮に直接つけないようにしましょう。頭皮に傷があると、しみたり痛んだりします。また、使用前にはパッチテストをして、万が一拒否反応が出てしまわないか確認するようにしてください。

クエン酸リンスの作り方

クエン酸リンスには市販の商品もありますが、自宅で簡単に作ることもできます。

用意するものは大さじ1杯のレモン汁、または酢と、1500cc（洗面器一杯分）のお湯だけです。お湯にレモン汁や酢を混ぜて溶かすことで、クエン酸リンスは完成します。
レモン汁や酢は、特にこれじゃないといけない、というものはありません。一般的に販売されているレモン汁や酢で大丈夫です。また、クエン酸の粉末というものも売られていますので、こだわりたい方はそちらを購入してみてもいいでしょう。
家にあるもので誰も簡単に作ることができるのも、クエン酸リンスの大きなメリットであると言えるでしょう。

自宅で簡単に作れてしまい、髪の毛にも嬉しい効果がたくさんあるクエン酸リンス。ここで紹介したことを参考にして、ぜひ作って使ってみてくださいね。