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iOSDC Japan 2023で登壇しました

今年も ididblog していきたいと思います。

CfP応募に際して

今年はCfP応募するかどうかを迷ってました。というのも、私の出産予定日が9/21、iOSDCが9/1-3ということで、場合によっては当日出産ということもありえる日程だったからです。オフライン登壇しかできないのであれば応募は諦めたのですが、20分、40分トークだったらオンライン登壇(事前収録)ができたので、今年も応募してみることにしました。

今年度は「全然iOSのコードを書いてないけどWWDCはちゃんとチェックしてる」という状態だったので、最近のWWDCでわりと強調されてたかなと思うプライバシーをネタにCfPを書いてみました。

もう一つ、20分用のCfPも書いてみましたが、結果的に40分の方が採択されました。

登壇までの道のり

採択が決まってからはなんかすごく大変でした。毎日寝かしつけの後に登壇準備を進めるものの、全然進まない…。というより、範囲が広くて準備を進めても進めても終わる気がしないという状態でした。せっかくなので登壇準備のために書いたいくつかの記事をここにも貼っておきます。

・プライバシー周りで一番複雑だと思われる位置情報についてiOS 12からまとめてます

・こちらは写真/動画についてiOS 13からまとめてます

・App Storeに出るプライバシーラベルについてまとめてます

・「できるだけ収集するデータを少なくした上で優れたアプリを作るにはどうしたらいいか」という趣旨の動画をざっくりまとめました

・許諾ダイアログに表示する目的文字列をどう書いたらいいのかを、App Store審査という観点も含めて解説した動画を見てざっくりまとめました

・Appleが考えるプライバシーの4本柱についてまとめてます

こんなかんじでプライバシーに関する動画、ドキュメントを見てはまとめてを繰り返して、一通り終わった頃に資料作りに着手しました。確かそれが8月の第一週か第二週あたり。事前収録は8月21日?までだったのでわりとギリギリでした。産休に入って最初の最優先タスクはiOSDCの登壇資料作りを終わらせることでした。

40分トークって準備がなかなか大変なんですよね。資料作りもまあそうですが、読み練習にやたら時間がかかる。私の場合は章ごとにかかった時間を記録して、「全体の分数がこれならこの章にもっと時間をかけていいはず。」「この章だけ読み練習しよう。前回x分y秒かかってるからそれと同じペースになっていれば大丈夫なはず。」のようにやっているので多少効率化されてますが、それでもまあ時間はかかります。

なんやかんやを乗り越え、8/18にトーク収録を終えることができました。めでたい。

ちょっとだけ現地参加

iOSDC前日、妊婦検診で「まだ産まれそうにないですね」「順調ですね」と言われたので、day0だけちょっと参加しました。最近オフラインでiOSエンジニアに全然会わなくなってしまったので、ちょっとの間だけでも話すことができて良かったです。こんな機会じゃないと会えない人も結構いますしね。

企業ブースは楽しく回らせてもらいました。時間がなくて全部のブースは見れなかったのですが、面白い企画をやっていたり、現場の話を聞くことができて良かったです(小並感)。

一つだけ残念な点を挙げるとすれば、マスク着用についてです。参加者はチケットを入手するときにマスクの着用に同意していたかと思うんですが、少なくともday0の最初の方の時間、スポンサーブースエリアではマスクを着用していない人が結構いたように思います。もし出産時に某感染症にかかってしまい、かつ一定の条件を満たしてしまった場合は帝王切開になってしまう可能性がある身としては「"マスクの着用", "ワクチン2回以上接種"が守られているならそこらへんに買い物に行くより安全だろう」と思って行ったのに、とちょっと思ったりもしました。まあ完全に警戒するならそもそも行くなという話ではあるんですが。

そんなこんなで1,2時間程度だけ参加して保育園のお迎えに向かいました。帰りの時間がちょうど自分の事前収録が流れる時間だったので、Twitterやニコニコのコメントをハラハラして眺めてました。登壇資料をここに置いておきます。

iOSDC Japan 2023を終えて

今年は出産と本番が近いこともあってコアスタッフ、当日スタッフをやらない状態での参加だったので、いろいろ新鮮に楽しめました。毎年進化していてすごいですね。
今年も開催してくれたこと、オフライン開催してくれたこと、オンライン登壇の選択肢を用意してくれたこと、当日の運営を頑張ってくれたこと、その他いろんなことに感謝したいです。ありがとうございました。
また来年、何らかの形で関われるといいなと思ってます。



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