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休息のススメ

※この記事はTECH PLAY女子部 Advent Calendar 2018 6日目の記事です。

「何時間もかけて考えてもわかんなかったのに、お風呂入ってたら急に解決方法が思い浮かんだ」「休学して、いろんなものに触れたら考え方が変わった」

似たような経験、1度はあるんじゃないかと思います(私は「うまく訳せない英文があったものの、お風呂に入っていたら単語を読み違えている可能性に気づき、うまく訳せた」などといった経験があります)。ということでここでは「うまく休息(※1)を取ろう」という話をしたいと思います。

休息って、こんなにいい

個人的に思う、休息のメリットを書きます。

疲れが取れる

体、思考、目など、とにかく動いているものを一時止めることで一旦リセットされます。一種の緊張状態から解放されることになるので、疲れを取ることができます。リフレッシュすると脳も気持ちも集中力、やる気を取り戻せます。

思考が整理される

一度今までやっていたことから離れて他のことに触れると、新しい視点からものを見ることができます。休学していろいろな経験を積むこともこれに当たるのではないかと思います。また、睡眠という休息も思考の整理に役立ちます。
そもそも人はコンディションがコロコロ変わるものだと思っているので、別の機会にチャレンジ、は十分アリだと思っています。この記事は書き上げようと思えば一気に書き上げられますが、冷静な頭の時、ノッている時の自分にも考えてほしいので、あえて数日間かけて書いています。

気持ちを切り替えられる

いくら好きなことであっても、ずっと続けていれば「飽き」が来ると思います。一度中断することでその「飽き」症状を和らげることができます。

休息を取るのが怖い?

とはいえ「今休息を取って良いものか」という思いもあると思います。早くやらないといけない、一度立ち止まってしまうと戻れないかもしれない、という一種の焦りを感じるかもしれません。とは言ってもどれだけの時間取り組んだかよりも、作業の質の方が大事です。

私は以前「Qiitaを週1で書くぞ!」と決めて書いていた時期がありました。最初はモチベーションも高くネタもあったので書き続けられていたのですが、徐々にネタが尽きる、他のことに時間を割きたくなるなど、次第に苦しくなってきました。「ずっと続けていたのだから、ここで止めるわけにはいかない」という変な強迫観念も生まれました。それでもなんとか続けていましたがだんだん内容が薄くなっていくにつれ、「これはリソースの使い方として賢くないな」ということに気づき、今はネタがある時に書くことにしています。

継続すること自体は素晴らしいことですが興味は日々変わっていくものなので、「それ」を継続することが今の自分にとって最善かどうかはわかりません。時々振り返って、それを本当に継続すべきかどうかを検討してみるのもいいかもしれません。

短時間での休憩の場合も同様です。エンジニアは特に、一気にコードを書き上げたいこともあると思います。個人的には集中力が高まっている状態であれば無理に休憩を取る必要はないかなと思いますが、集中力が切れた場合、煮詰まってきた場合は意地を張らずに休憩を取るのがいいと思います。そもそも集中力は15分ごとに低下し、長くても90分で切れてしまうようです(諸説あり)。

ということで個人的には「楽しく続けてられるうちは続ける、ちょっとでも疲れたり、煮詰まったりした場合は休憩する」がベストなのではないかと思っています。

終わりに

「とにかく休め」ということをひたすら述べた記事でした。年末にかけて忙しくなってくる方もいると思いますが、十分な休息を取ることも忘れないでください。

※1:この記事でいう「休息」はちょっとした時間休むだけの「休憩」も、長い間休む「休暇」も、今やっていることを中断することも幅広く含めています。

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