いつも朝起きたらドタバタ準備をして出社をするんですが、いつも通る道が違って見えたんですよ。

信号が青に変わっててくてく歩いてるとふわっと香るパンが焼けた良い香り。えっ！？てビックリしました。たしかに道路挟んだ向かいの道を右に曲がったらよく並んでるパン屋さんがあるのは知ってます。

けれども朝からこんなに良い匂いかがせてもらってたっけ！？と驚きを隠せませんでした。出勤途中じゃなかったら香りにつられてそのパン屋さんまで誘われるところでした。危ない、危ない。

いつも通ってる道だったのに気が付きませんでした。食パン焼いてたのかな、なんのパン作ってたんだろ〜なんて考えながらの足取りは軽かったですね。

そんな美味しい匂いで思い巡らせていれば、いつも横切る公園があって、もう見頃は終わっちゃったんですが、桜の木が数本あるんですよ。

「もう春終わりか〜」なんて思いながらここ数日通ってたんですけど、あれ？と。
ピンクの花びらはもう散っちゃって、緑の葉っぱを揺らしてもおかしくないのに、緑の葉っぱの間からピンクの桜がちんまりちんまり咲いてるんですよ。

緑の上にちんまりピンクの塊。

まるで桜餅です。桜餅が木になってる感じです。桜餅50個分はあったように思えます。それよりも多いかも？とにかく桜餅がなってる愉快な木を見つけて春を終わりにするのは早計かな〜なんて思いながら出社しておりました。

昨日まで全然気づかなかったんですよ。気づいたらnoteなりXなりで呟いてるはず。そんな痕跡がないので今日初めて見て感じたんです。

なんだか知らない街の道を通った気分でした。

もっぱら「もうどっか行ってやるんだから！！！」と京都なりなんなり出かけては気持ちの切り替えすることが多いんですよ。同じ場所に居続けると生活をこなしてる感じが否めなくて。

いっぺん知らない場所に行くとか、生活圏から遠ざかることでモヤモヤモヤモヤ〜と日々たまってくストレスとかをスッキリさせるんです。スッキリして、また生活に戻ると頑張れるようになるんですよね。それを繰り返す人生を送っております。


だから、通り慣れすぎてる道でド生活圏内なところなのに、まだ新たに知れること気づくことってあるんだなと思った次第です。

逆に、もう慣れ親しんだ街になったからこそ細々としたところまで気づくようになったんかなとも書いていて感じました。ある日急に「そんなんあったの？」みたいな発見があるとただの日常が楽しくなりますよね。
そう思うとまだ知らない一面持ってんのかなと朝からワクワクします。

毎朝こたつラジオやオールナイトニッポン聴いて気持ち上げての出社でしたが、新たな楽しみが増えました。生活圏、侮れません。