三番目の元夫は根は悪くないのですが頭おかしい人でした。

二番目の夫が残した借金で親も含めて持ち家三軒競売になり、親にも騙されて心身ともに、メタメタだったときに、経営してた小売り店の裏に住んでた人でした。

ワタシは男選びは、失敗から逆張りするようなところがあり、真逆な相手を選びがちで😅

彼氏も含めるとバラエティーにとんでいました(笑)

三番目はしいて言えば
“ジャリン子ちえ”
のオトンみたいでした。

頭おかしいのは、若い時に道場でシメられて、脳天落としをされ、三日間意識不明だったそうです。

しかし発達障害のふしがあり小さい時は○○園に預けられていたそうです。　　

家庭内ストーカーのようになり、ワンオペで子育てして寝不足のワタシを起こして話しかけて寝かせてくれませんでした。

ワタシは精神科に
相談に行くのですが、本人連れてこないとどうしようもないと言われ。

脳天落としの件や頭おかしい行動を指摘して元夫を病院に連れて行きました。

そしたら先生が言うのですよ。
MRIが鬼の角のような
脳の形のをしていると、

こんな画像初めて見たと。

お薬もだされましたが、本人悩んでなくて、薬は恐いから飲みたくないと言うので「好きにしたらいい」と突き放しました。

ワタシは「そうか鬼なのか？」と妙に納得し、元夫から逃げることを決意します。

娘の中学卒業時にチャンスが訪れ、レンタカーを借りてワンルームも用意して　
元夫の居ない間に家出しました。
ワタシが買った家具も電化製品も置いてきました。

血の繋がるわが
娘はどんな行動の荒れがあろうと、自身の責任として愛して改善してきたけれど

他人の元夫の面倒は見切れません。
元夫のために家庭が破壊され、全滅することはできません。

ワタシは元夫を捨てました。一家全滅するより切り捨てて緊急避難するのがマシと考えました。

　娘は定時制高校に重度知的障害者として初めて入試に合格し、社会人の多いその学校の後期入試を受けてワタシも入学しました。

定時制なので働きながら通えるのです。
娘も日中は障害者通所施設に通い、夜は学校に通いました。

まだ体力があったので朝から夜までフルパワー全開でした。

いざとなったら人間は不思議なパワーが出ます。
それでいて疲れないのです。
良い思い出をたくさんいただきました。

夜に学食がでるので経済的にも助かりました。

体育もテニスやプール。
マラソンもし、よく体力が続いたと思います。

いろんな社会体験があり、修学旅行も親子で北海道まで行けて楽しかったです。

学習はワタシは高校二回目（昔で証拠なしなので）予習復習しなくても楽勝でした。

その分、うちの娘用に自作プリント作ってやらせたり、後半先生方が個別学習してくださり、娘は赤点なしで進級して卒業できました。

（半数が退学してしまう学校でほぼ毎日通うことができました）

苦あれば楽あり

ワタシより恵まれて親に愛されている人が、悩みの真っ只中で身動きできない様子を見ると、「行動すれば楽になるのに」と思うことがあります。　　

困難の真っ只中で、超人的パワーが生まれます

困難に立ち向かうほどパワーが生まれることは経験しないとわからないかもしれませんが、ホントにパワーが溢れて疲れないのです。　

アドレナリンやドーパミン、オキシトシンが分泌されていたのでしょうか？

苦を経験すると、苦の無い普通の状態にこの上無い幸せを感じるようになるのです。

平凡な何気ない生活にこそ幸せを感じるのかもしれません。

会社を経営して三ヶ月ごとに旅行に出かけていたころが

一番不幸でした。
習い事ばかりしていましたが満たされることはなく、メンヘラーであったと思います。

自信がありませんでした（専務の名刺持たされてもね）

苦あれば楽あり、楽あれば苦あり。

これは真理だと思います。
ネットニュースで
冤罪で長年刑務所に居た人が、刑務所に入ったから幸せだったと言うのがワタシにはよくわかります。

この穏やかな微笑み。
わかります！
わかることもワタシの幸せです。　　

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