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【笑いあり涙ありグルメあり歴史あり冒険ありの山口&島根行:その1】

8月24日(土)25日(日)の1泊2日を使い、(一社)青井の杜外苑街づくり協会主催の「SLによる文化交流事業」と題する観光PRキャラバン&交流会に参加してきました。人吉からの参加者は、「青井の杜外苑街づくり協会」員とその家族、「ひとよし応援隊」のみなさん、「球磨川ツクシイバラの会」の桑原会長など総勢22名。 

<唐戸市場でウニ三昧>

 24日の出発は、朝4時!10:50新山口駅発のSL「やまぐち」号乗車に間に合わせるためですが、早朝過ぎる、ってガチ夜中じゃん。まだ暗い中、全員がきちんと集合場所へ来ていて、エライ!  

当然ながらみんな朝ごはん抜きで出発。ってのも下関の「唐戸市場」で朝食という贅沢なプランのため。唐戸市場は“海鮮グルメ天国”と呼ばれるほど、新鮮な魚介が激安価格でそろう市場です。バス車内で同席の、 桑原 史佳 (Fumika Kuwahara) さんと何食べようかと5秒ほど検討し 「ウニしかないね!」と即決。朝っぱらから夢が広がるヤバいコンビです。

 市場はレビューどおり...それ以上の豪華さで、朝8時半以降は一般客向けに水揚げ直後の海の幸を激安価格で手に入れることができたり、ショーケースにずらり並んだお寿司を1貫から買えたりで、大変な賑わいです。私たちは7時半に現地でしたから、物販はまだ開いておらず食堂でご飯。二人で「ウニ!うに!」と叫びつつ、一舟まるごとドーンと出てきた新鮮きわまりないウニ(褒めてます)に舌鼓。

当社比10年分ぐらいの量のウニを堪能し、もうここで帰ってもいいかな、ぐらい燃え尽きました。…しかし本当の旅はこれからです。  

<SL界のティラノザウルス SL「やまぐち」号> 

予定どおりの10:30、「新山口」駅に到着すると、目の前に入ってきたのは、そうです、これから乗車する、いやいや、乗車させていただくSL「やまぐち」号。

その堂々たる風情は、まさに、蒸気機関車界のティラノザウルス!さっきまでのウニ気分はどこへやら、はーやーくーホームに!ホームにいかねばっ!と逸る気持ちを押さえられません。 ひととおりSL外観写真を撮り、いよいよ乗り込んだ客車は意外とシンプルで往年の国鉄車両そのままのインテリア。

キラキラの肥薩線観光列車に慣れている私たち人吉球磨民にとって、ちょっと驚きでしたが、これはこれでノスタルジックな良い感じ。  

<地平線から手をふる沿線住民に感動>

 定刻。ごっ、ごっ、ごっと重厚に滑り出したSL。スピードを上げるにつれて、その音も軽やかに変化します。旅の前半は、車内をチェックしてまわったり、お土産買ったり、写真撮ったりと忙しく、外を見る暇もありませんでしたが、運行区間である新山口~津和野の中間地点「長門峡」駅を過ぎたあたりから、田園風景の流れる車窓を楽しむ余裕も出てきました。 沿線の人々が手をふってSLにご挨拶してくださいます。これはSL人吉でも見慣れた風景。

しかし、ここで驚いたのは、家という家、道という道、田畑という田畑、人がいる場所のみんなが、私たちに手をふってくれている!

線路から1kmはあるんじゃないかという距離の、もはやそこ地平線やろ、その先は地球の丸さで見えんやろ!ほどの遠い場所からでも身体いっぱい使ってのお手ふり!感動!!! 

<設営完了!そして津和野視察へ> 

約2時間の鉄道旅ののち、終着点の「津和野」駅到着後は、さっそくSL「やまぐち」号40周年記念イベント出展のための設営です。

 事務局中心でテントを張り、SL人吉のパネル展示や、この日のために準備したJR公認!「SL人吉」×SL「やまぐち」号写真を両面デザインしたうちわ、そしてもちろん、どっさり持参した人吉球磨の観光パンフをテーブルへ配置。実は昼のイベントは、事務局と数名の皆様におまかせして、私たちはディープ津和野視察へと繰り出しました。 

※投稿内容は個人の感想です。青井の杜公式ではございません。写真の一部は、桑原史佳さん、浅原多喜示さん、青井の杜協会にお借りしました。

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