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遊ぶなら真剣に遊べ!~使える英会話~

恭子姉さんは、アメリカン英語をペラペラ喋る人だった。(あのーここはオーストラリアです。姉さん)

英語教師 黒髪 すっぴん 色白 腕時計をしていて、京都弁。眉毛と腕毛も自然派。図書館にいそうな雰囲気を醸し出す女である。(私からすれば、いかにもモテそうな女だ。)

「あんなぁ。イタリア行ったら必ずナンパされるって言うやんかぁ?だからなぁ。どんなんかなぁ思ってなぁ。構えて歩いててん。そしたらなぁ、何人も来るから、うっとしなって、無視しててん。ほんならなぁ。

「かっワイッ⤴️東京?埼玉?」って声かけてきてなぁ。めっちゃ笑てもたわぁ。完璧なaccentなんやんかぁ。トウキョウ?オオサカ?やったらわかるけど、埼玉やでぇ?」

昨日、たまたま「日本の女の子が海外で遊ばれているのが心配」というような発言をしている殿方(日系アメリカン)を動画で見かけた。(昭和なの?)そのような心配はいらない。彼女らこそ、遊んであげているのだ。いろんなタイプの女の子に旅先であうが勝負下着(いつも黒)を持たない女に私は出会ったことがない。彼女らは常に臨戦態勢なのだ。真剣に遊んであげているんじゃないかしらね?それがわからない殿方はいつまでたってもお金をだして、買うことしか出来ない人になっちゃうよ。(そっちの方を心配しよう。)知ったかぶりしてかっこつけてないで遊び相手に選んでもらえるように真剣に頑張れ。

要約すると、🇯🇵モテ女代表VS 🇮🇹ナンパ男の戦いは、若干イタリアが優勢だったってことらしい。(真剣にナンパを楽しんでるんだね。)

その日本代表、恭子姉さんに教えていただいた魔法の英語が

Could you? だ。

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「Can you ? 」を丁寧にすると「Could you?」になるので、旅先で使いやすいと思われる。

「Will you?」を丁寧にすると「Would you?」になる。

鞄が重くて階段が登れない時など、「苦渋」と言って荷物を差し出すと、手伝ってもらえる。魔法の言葉だ。日本語の「苦渋」でも通じてしまう。

「邪魔だからどいて」→「苦渋+申し訳なさそうな顔」

「水のおかわりください」→「苦渋+グラスを見せる」

「それとって」→「苦渋+指差し」

「手伝って」→「苦渋ヘルミー」

こりゃあ便利だねぇ。


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解説

ちなみに、Can you ? Could you?の時は出来るかどうか定かでないときに使う。「出来ますか?」みたいな感じで使う。

Will you? Would you ?は、「やってくれますか?」と言いたい時に使う。

過去形にすることによって、距離があるようなイメージ。

現在と過去の時間の距離がありますね、それがあなたお相手の人との距離なんですね。だから、敬語みたいになる。(イメージできましたか?)

恭子姉さんいわく、しゃべれなくても「苦渋」と言ってニコッて笑ってジェスチャーすれば、誰でも手伝ってくれる。のだそうだ。

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ちなみに私はこの2年後、フランスからギリシャに行くためにイタリアを通過することになったのだが、

街をあるくとブロックごとに「カプチーノ?パニーニ?」とお爺ちゃんからお声かけられ、お腹がちゃぽちゃぽになりました。これはナンパではなく旅人への施しだね。お遍路だな。

「No Thank you」って言うのは簡単なんだけどさ、「ありがと」っていってお爺ちゃん達とカプチーノ飲んだことは、こうやって何年たっても覚えてるのよね。「ジャポネッサ。猪木。パニーニ。」しか聞こえなかったけどね。

あの時「指さし会話帳」欲しかったなぁ

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これがあるとお爺ちゃん達ともっとしゃべれたのになぁ。

「シー。グラッチェ」しかしゃべれなくて申し訳なかった。そして、私は、あの時、チーズが苦手で食べれなかった。(後に克服)

「No cheese 」って言った時、お爺ちゃん悲しそうな顔してたのよねぇ。もっと会話できたら、笑いをあげられたのになぁ。

そういうシチュエーションで「指さし会話帳」はめちゃくちゃ役にたちます。各国の会話帳が発売されているから、チェケラッチョ。

それでは今日はこのへんで

赤 和歌子でした。

「Which part of Japan 」っていわれて、「埼玉」ってこたえる人が、いないように、滋賀県民もみんな「京都」って言うよね?


とんでもないことでございます。