ヴェノムトビラ

アメコミ初心者におすすめ! ~今冬デート映画「ヴェノム」レビュー~

 やぁこんにちは。アメコミ映画大好き!アカ ヨシロウだよー。 11月2日から公開している映画「ヴェノム」が、「ちょっと悪役キャラ(ヴィラン)にしてはオチャメ過ぎるんじゃないか?」と思えるぐらい可愛いくアメコミ初心者にオススメなんだ。ネッチョネッチョで“最悪”と書いてある怖そうなポスターだけど、デート映画(ともするとファミリー映画?)とも言えるほどグロ少なめのわんぱくヴェノムが観れるよ。普段アメコミ映画を見ていない人も楽しめる作りになっているから、気になってくれた人は是非映画館で見てみてほしい~!(アメコミ記述少なめでアッサリと紹介するよ。ネタバレも無いよー!)

【ピックアップ】
・ヴェノムがかわいい!
・トム・ハーディ他、出演陣もかわいい!
・映画「ヴェノム」は相棒(バディ)モノのデート映画
・かわいくないヴェノムを観たい人には物足りない?
・アメコミに興味を持ってくれたなら嬉しいなー!

映画「ヴェノム」(原題:Venom)制作:2018年
日本公開:2018年11月2日
上映時間:112分
監督:ルーベン・フライシャー
主演: トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、リズ・アーメッド 他 (Wikipediaより)

まずは、あらすじ

 映画のあらすじって難しいよね、手っ取り早く理解してもらうために、次の予告動画を見てみてほしい~。(動画かーい!)

 敏腕記者エディ・ブロック(トム・ハーディ)は、人体実験で死者をだしているという<ライフ財団>の真相を追う中、ある“最悪な”ものを発見し、接触してしまう。それは<シンビオート>と呼ばれる地球外生命体だった。
 この意思を持った生命体との接触により、エディの体は寄生され、その声が聞こえるようになる。「一つになれば、俺たちはなんだってできる」とシンビオートはエディの体を蝕み、一体化し、ヴェノムとして名乗りを上げる。ヴェノムはそのグロテスクな体で容赦なく人を襲い、そして喰らう。相手を恐怖に陥れ、目玉、肺、そしてすい臓…体のどの部位も喰い尽くす。
エディは自分自身をコントロールできなくなる危機感を覚える一方、少しずつその力に魅了されていく――。(ヴェノム公式HPより)

 実はヴェノムはスパイダーマンの宿敵として結構人気なキャラクターなんだ。2007年に映画「スパイダーマン3」でも登場しているんだけど、本作はスパイダーマンから切り離して、ヴェノム単体で一本の映画にしたんだ。

 監督は映画「ゾンビランド」のルーベン・フライシャーだよ。「ゾンビランド」で“ゾンビホラー”דコメディ“×”アクション“のコンビネーションをまとめ上げたルーベンだけど、本作でもそのコンビネーション技術が光ったよ。それは”悪役キャラ“דかわいい”だ。本作のヴェノムは正直かわいい!

 正直僕は凶悪で暴力性を持つヴェノムを期待していたから、その点ではガッカリだったんだ。けど本作のヴェノムの特徴である”かわいい”は良い点でもあるから、”かわいい”をキーポイントにレビューをしてみるね。

ヴェノムがかわいい!

 11月2日が日本公開日なんだけど、「ヴェノムが思ったより可愛かった」という鑑賞後ツイッターが結構溢れていて、「#ヴェノムかわいい」で調べれるほどなんだ。ヴェノム公式でも“かわいい”推しをしているほどだよ。

 主人公エディ(トム・ハーディ)とヴェノムとの実際のやり取りは是非劇場で観てもらいたいけど、ネタバレにならない程度に可愛さを上げるね。

エディ「(バイクを)とばしすぎなんじゃないか?」
ヴェノム「もっととばせるよー!」
エディ「なんだってー!?(ワクワク)」
エディ「着装!」
ヴェノム「はいよっ!」
→変身!!!
ヴェノム「腹減った。人間食べていい?」
エディ「ダメ!」
ヴェノム「ええー!グググ、、、わかったよー。」
ヴェノム「やっぱり我慢できない(カプリ)」
エディ「こらー!」 

 こんなやりとり(多少脚色してるけど)があるんだよ。あんな怖い見てくれで、こんなやりとりをするヴェノム可愛すぎないかー。

トム・ハーディ他、出演陣もかわいい!

 本作の主人公エディを演じるトム・ハーディがとても適役で、「あ、トム・ハーディかわいいかもしれない」と思ってしまうよ。

 トム・ハーディといったら映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が出てくる人も多いんじゃないかな。

 マッドマックスの時のトム・ハーディは喋らないし、汚いし、「そんなカッコイイか?」と思える主人公だけれども、本作のトム・ハーディは真面目で仕事熱心なナイスタフガイをしているよ。(そのナイスな精神がヴェノムの心境に影響を及ぼすんだけどね。)


 ヒロインのアン(ミシェル・ウィリアムズ)とデートしてデレるトム・ハーディが最高にカワイイので見どころだよ。

 ヒロインのアン役を演じているミシェル・ウィリアムズもハマり役でやっぱりカワイイ。ストーリー上で結構キーとなる人物なんだけど、生真面目だけどやる時はやるというオテンバさがしっくりくるのは、さすがはベテラン名女優! 結構ガッツリとミニスカートで(いろいろな意味で)ドキドキしてしまうけど、そんな彼女も是非注目してほしいー。(劇中の花柄ワンピースもカワイイ!)

かわいくないヴェノムを観たい人には物足りない?

 このように”かわいい”ヴェノムが出てくる本作は、『怖くて悪いヴェノム』を観たい人には物足りないかもしれないな。海外からも絶賛されたポスターのイメージで「さぁどんだけ”最悪”なんかなー」なんて期待していくと、「あれー、グロ描写少ないし、ヴェノム物分りいいなー。」なんて感じるかもしれない。

 僕も最初はそう感じたけど、途中から「あ、相棒(バディ)モノのデート映画だ。」と捉えたよ。そう考えるとヴェノムはかわいいし、カーアクションは派手でカッコイイし、事前知識が必要なアメコミキャラクターは(そんなに)出てこないから、デートにうってつけなんだね。

 また実は本作、ソニー・ピクチャーズ(以下ソニピ)が手掛けるユニバース "Sony's Universe of Marvel Characters" のシリーズ最初の作品だという一面もあるから、最初は受け入れやすくしたとも考えらるんだ。本作はヴェノムの”最悪さ”が物足りないかもしれないけど、今後シリーズを楽しんでいく意味でも、映画「ヴェノム」を観てみてはいかがだろうー。

(最後に)アメコミに興味を持ってくれたなら嬉しいなー!

 アメコミ映画って「シリーズ化してるし、事前知識とかないと楽しめないかな(ハードル高い?)」って観ていない人も多いと思うんだ。僕もその気持よく分かるし、確かに事前知識がないよりあったほうが楽しめるとも思う。けど、とりあえずそれは気にせず観てくれたら良いんじゃないかと思ってるんだー。

 スーパーマンとかアイアンマンとか、いまイロイロとアメコミ映画が出てきていて、「どれから観たらいいの?」とか思うかもしれない。そんな中では本作「ヴェノム」は他のキャラも出てこないし、上述しているけどソニピが出すアメコミ新シリーズの第1段と考えると、アメコミ導入にはちょうどいいんじゃないかなー。(映画最後に「誰?」ってなる場面があるけど、「まぁストーリー続ける気なんだなー」程度でも良いと思うよ。むしろ気になってくれて、インターネットとかでイロイロ調べてくれたら嬉しいな。アメコミの奥深さにハマって欲しいなぁ。

気になってくれたひとは、是非とも劇場で観てみてねー!

記事:アカ ヨシロウ
編集:円(えん)

【追記】上記でソニー・ピクチャーズの新シリーズと言ったけど、マーベルとかDCとか「聞いたことはあるけど、違いはよく知らないなー」ってひと、多いと思うんだ。バットマンとスパイダーマンは一緒に映画やらないの?とかいろいろ気になってくるよね。気になってくれた人は下のリンク先で分かりやすく説明しているので、参考にしてみてー。


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