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小説「虐殺器官」とリアル

現実は小説より奇なり、とも良く言われます。リアルな現実と小説の正解はいったりきたりします。今日は夭逝された伊藤計劃さんの小説「虐殺器官」についてつぶやいた日でした。

「虐殺器官」は相手国に「内紛や自滅を及ぼす文法」でプロパガンダを流布する人が主人公。人間には自分が生き延びたいがゆえに相手を虐殺する器官があり、それを刺激して武器を使わず相手国内で対立させ自滅。そういったストーリー。

虐殺器官の「きかん」は機関でなく人間の臓器を指す器官になっています。英語のタイトルもgenocidal organ。カバーはハヤカワ書房「虐殺器官〔新版〕」です。

自分の生存のために他者を虐殺してしまう人間の脳内にある「虐殺器官」を刺激する文法。それを使い他国を破壊支配し、利益を得ることを繰り返す覇権国。

そのノウハウをゲットした大佐が他国を破滅させつづけていきますが、その行いを目の当たりにし、大切な人も失っていきます。

そして、他国で行われたことを報告する形をとりながら、自国にその文法を使う所で話は終わります。

なので虐殺(脳内の)「器官」

接種せず遺伝子導入しない人間から感染が広がるというCM。対立を生み混乱をつくり自滅への呪文を唱える。同じ構造です。

マスクするしない接種有無で対立も同じ。そもそも全部が虚構だから対立自体が無意味で有害。公衆衛生ファシズムによる不要な感染対策より「大切な自国の教育、伝統、文化、社会活動を維持しましょう」が正解でした。従わなかった人も元気に暮らしています。国際的な虚構構築とCMのPRによる自滅の呪文。

世界的な接種推進PRではファシズムにふさわしい俳優陣が各国に配置され、効果的にプロパガンダが流されました。揶揄(やゆ)する海外のアンチオイルの動画をみると、驚くほど日本と同じことが世界で行われていたことがわかるでしょう。世界で行われていたことが日本でも展開されていた方が正しい。

アンチオイルの話
感染症は国によって違うはずなのに、世界中同じ文言や甘言で接種推奨
PR会社による世界的キャンペーン
https://www.youtube.com/watch?v=lLB4u-xL5zs

まじめでお上に従順な日本の人々は司令やルールに従うことで心の安住を得やすいです。滅びの呪文をとなえられても従ってしまう。僕はそれを責めることができませんでした。それもまた日本の伝統だから。遺伝子導入剤に並ぶ姿をずっと悲しく思ってきました。

忘れられない言葉あります。「先生はきっと正しいんでしょう。遺伝子導入剤を注射しないほうが長生きするアドバイスは本当にうれしいです。けど打たないで葛藤したり長生きする辛さより、お上に従って滅びるほうが楽なんです。私らを見送ってください」。僕は彼らを責めることはできません。

彼らは当然生き残りたいし、長生きしたいとも思っていました。けれど打って悩むことから開放されたかったり、わずかでも免疫ができるなら「ためになる」と思って列に並んだわけです。

実は打つ打たないで悩むのが間違いだったのです。

トロッコ問題と同じで、こんな問題を国民に出題し投げかけた事自体が間違いなんです。出題されなければバイアルを穴掘って埋めて捨てさったアフリカ大陸の人と同じで2020年には笑って終わらすことができた一時的なカゼの流行にすぎませんでした。まさに虐殺器官。

公衆衛生ファシズムが残した教訓です。

僕は実患者さんを拝見して感冒にすぎなかったので、ずっとこの虚構の外。なのでこう思ってきました。

「思いやり深い人々は間違えている人をさとし正しいことを伝えようとしました。けれどその分断や対立自体が実は思うつぼかもしれない。実行側は高みの見物しているだろう。正解は「リアルには問題自体が存在しない」。恐ろしい感冒ではないから収奪されないようにしよう。それが正解だろう。だからそれを伝えよう」

最初の4年前から伊藤計劃さんの「虐殺器官」を引用させてもらってきたのは、自国でも世界でも、同様のことが観察されていたからです。

ガザは街も破壊され端的なだけ。国内で超過死亡数が数十万人増加しました。感染症流行の時には起きなかったものです。遺伝子導入剤開始後に急造。戦争のときよりも多いと言われています。さらに出生数は激減。

滅びの呪文をとなえられ人々は不安と恐怖でヒステリー化しておかしくなっていきました。生き延びる生存欲求を刺激され続けていたので、陽性者やマスクや遺伝子導入剤を注射しないひとを恐れ、相互監視。

少しでもルールから外れたように思うと糾弾しました。

ところがディスタンスなどやらされていたことは、米国の指示を出した人の思いつき。注射も心臓の副作用を彼が認めるもの。

若者の心臓溶けたり小学生が溺死急死する注射は普通なら中止でしょう?何も懸念せず推奨中。常識で考えたらおかしいでしょう?

そして恐怖におののいた感染症自体はどうだったかというと、亡くなられてた方の平均年齢が平均寿命と同じがさらに上。現役世代は致死率ほぼゼロのものでした。

どうしてこんなにトチ狂ってしまったのか。

それは繰り返し私達に呪文がかけられ続けたからです。
PCR検査もマスクもアクリル、ビニール、黙食もすべて小道具。そして高価な遺伝子導入剤を不要な分も含めて何兆円も買わされる収奪。いらなかった宇宙服。不要なディスタンスやマンボウダンス・・・

人々が対立し自滅していく亡国のPRプロパガンダが繰り返しメディアから流されていました。本日の陽性者数とか言って。今ぬきうちで街で調べたら陽性の人なんてたくさんいるはず。最初から同じ感染症です。みんなかかって興味失っただけ。

公衆衛生ファシズムの実態としてリアルに経験したものです。そして今も遺伝子導入剤の推奨や定期接種として残骸が観察され続けているものです。

リアルから小説は着想され、小説に書かれていたことがリアルに観察される。私達はその中で生きているんだって思っています。

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