Namino Sakama

OVERKAST / ÉKRITS – Design Research, Graphi…

Namino Sakama

OVERKAST / ÉKRITS – Design Research, Graphic Recording, Editing

最近の記事

✍️リモートワークにおける視覚化について

書くということ、描くということ。それは、日記を細々と書きはじめた小学生の頃から、自分自身とつながり、関わりあうための行為でした。 ペンを走らせるのは、片手に収まるほどのメモ帳、スケッチブック、いつしか模造紙へと変わっていき、グラフィックレコーダーと呼ばれる役割になり、気づけば大学院での研究テーマにもなっていました。 最近のリモートワークでの試行錯誤を踏まえて、今回は、自分がこれまで仕事や研究、生活のなかでおこなってきた「視覚化」について、考えたことをかたちにしておこうと思

    • 知的好奇心のすすめ

      「不穏」や「魅惑」や「不思議」というキーワードについてよく考えています。それらは善でも悪でもなく、正でも負でもなくそこにあって、見えない力で絶えず私をその世界に引き込んできます。このようにどうしようもなく考えてしまうこと、好きでしょうがないことというものは一体どんなものなのだろうという問いが生まれてきました。人の好奇心を刺激するもの、そしてその世界を魅了してやまないものが持つエネルギーとは何なのか。 「知的興奮」と「知的好奇心」は違うそこで二つのキーワードが出てきました。そ

      • hello world* 世界と戯れる

        私たちが生きている世界は、想像力でできたなにかでしかない。そこには人とか、動物とか、自然とか、テクノロジーとか、様々なものの相互作用が複雑に埋め込まれていて、私たちもその中のいち要素なのだと思います。 先日、水戸芸術館で開催されていた「ハロー・ワールド/ポスト・ヒューマン時代に向けて」に行ってきました。 今回の展示では、海外のアーティストと日本人アーティストの作品間で国民的な違いがありました。エキソニモのお二人と水野勝仁さんのトークイベントで交わされていたのは、ハ

        • はじめに* 点を打つということ

          サカマ ナミノといいます。大学院の修士1年で、パターン・ランゲージやイラストを用いたコミュニケーションプロセスの可視化に関する研究をしています。今日から「週報」を書き始めることにしました。 ブログやメディアで継続的に書いていたのはもう1年以上前だし、誰かへの日々の報告なんて久しくしておらず、いつかまた書きたいと思いつつもなかなか手が動かない。そんな文章だらけ期を過ごしていました。 そんな最中に、インターンとして運営のお手伝いをすることになった「ÉKRITS / エクリ」と

        ✍️リモートワークにおける視覚化について