取り敢えず、今は道半ば。【6】

仮に、放送大学の今学期(平成29年度2学期)の単位認定が全て合格ならば、卒業要件の124単位は獲り切ることになるので、平成30年秋(平成30年度1学期終了)と同時に、私は自動的に放送大学を卒業して「教養学部」の学位を取得することになります。

資格試験や国家試験の受験のために2学期分は殆どお休み状態だったので、正味2年半の期間で、124単位修得を叶えたとしたら、(私の学習の「質」はさておき)よく頑張ったと思っています。

単位の取り方は人それぞれですし、私の卒業までの道のりは決してキメ細かい良質な学習方法ではなかったと思います。どちらかといえば、「試験に合格するための学習方法」でした。

その学習方法は、資格試験や国家試験を受ける時の学習方法にも似ていて、「単位習得のためのツボ・コツ」を自分なりに確立させて、それに沿って勉強する方法でした。良く言えば「合理的」ですが捉え方によっては「雑な勉強方法」かもしれません。

大学なんだから、もっと学問として密度の高い勉強方法を選ぶこともできた筈です。現に、放送大学のテキストや放送授業の内容は、とても上質なので、それを隈なく学習したら、相応の教養をしっかり身に着けることができた筈です。

でも…。私には時間がなかった。
1.仕事や家庭(家事・父の病院への見舞い、母の施設への面会、etc…)
2.資格試験や、仕事にまつわる勉強
…などで手一杯で、キメ細かい学習をする余裕はなかったし、
何よりも、「いずれ、法学部で法を学びたい」という野望が、教養面を追及する意思よりも勝ってきたので、”効率的に速く放送大学を卒業する方法”を選んで実行してきました。

割り切って「放送大学を最速で卒業して、55歳のうちに法学部に学士入学をする」という夢を優先してみました。
だからいつの日か、もしも「もっと教養を身に着けたい!!」と思う日が来たら、その時はまた放送大学の門を叩こうと思います。

そんな思惑で、昨年(平成29年)の秋、私は「法律を学ぼう」という意欲を胸に、C大法学部通信教育課程の入学説明会を受けました。学費の説明を受け、3年次編入の要件などを確認し、10月には科目等履修生の手続きを行いました。

平成30年秋に、無事に放送大学の卒業が確定したら、それと同時に、C大法学部通信教育課程に正科生として入学するつもりです。(科目等履修生で合格した単位はそのまま継承できる仕組みです)

その先は、専門分野の学習なので、本当に未知の世界で。
正直言って、どうなるか全く予想がつきません。
ですが、「やってみたい」と思って始めることなので、自分の持てる力を振り絞って、悔いのない時間を過ごしたいと思います。

大人になって勉強をするには、気力・体力・資力が必要です。

こんな風に「野望」を胸に、何かを目指すことができる事自体が、本当に恵まれている…と思っています。それを肝に銘じながら、ゴールを目指していこうと思います。

何しろ五十路も半ばを過ぎるので。気を抜いてチンタラやってたら、寿命がきちゃう(笑)

目標は「還暦までに法学部卒業」ですが、焦りは禁物。
今度はキメ細かく”質の伴う学習”を目指していこうと思っています。

頑張れ、akedon_co (^^)/