二年くらいに金沢に来たのですが、これなかった場所があります。一つは21世紀美術館、一つは志な野というお茶漬け屋さんだったんですね。

そう志な野というお茶漬け屋さん…

Webで「志な野」でググると記事が出てきます、ワクワクドキドキするような記事が…

で満を持してリベンジということで行ってみたんですね

店自体は22:30開始という遅めの時間、飲んである程度良い酔い気分になってから向かいました。たぶんシラフでは耐えられる負荷ではない。

席につくなりおばちゃんが

「やほーーー」

異世界にきたような感覚です、そして客もまた

「やほーーー」←どうやらごはんのお代わりを求めているらしい

何も注文しなくてもオートマティックに

「ごはんやほーーー」

「おかずやほーーー」

「つけものやほーーー」

と食べ物を出してきてくれます

奥におじちゃんがいるけど黙っているけどなんなんだろう

僕らのあとにきた客が写真とろうとした時に、奥のおじちゃんがいきなり

「写真ダメーーーーーーーー」

「食べてーーーーーーーーー」

と言い出しました、ビクッとしましたが、店内にいままでと違う微妙な雰囲気が一瞬流れてそのまま元の微妙な雰囲気に戻りました

おじちゃんしゃべるんだ…という新しい発見、そしておじちゃんは

「食べた人は760円！」

760円を払って店を後にしました、どうやらおじちゃんは風紀委員みたいな役割らしい

とんでもないところに来てしまったという後悔が5％ありましたが、どきどきわくわくが95%、そんな異世界体験なのでした