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百円の重み^_^

百円玉を見ると思い出す事があります。お金の大切さと現実の厳しさを痛感した思い出です。

小学一年生になった事をきっかけに、お小遣い制度が私にも導入して貰えました。

年齢✖️100円

7歳なら700円が毎月支給されるという制度です。

いつも欲しい物は祖父にねだったり、買い物の時に母にねだるという方法をとらずとも、自分のお財布から出せる!と思うだけでワクワクしました。ただ私はあまり価値がわかっていないところもありました。子供銀行のおもちゃ感覚に近かったかもしれません。

そんな私はある日、姉の漫画が読みたくて、「貸して〜」とおねだりをしました。すると姉は

「一回、100円」

というので、払って読みました。7回読んだら私のその月のお小遣いはなくなりました。そこで母にお小遣いが無くなった事、そして無いからちょうだい!と伝えました。母は「いくら欲しいの?」と聞いてくれたので、「500円!」と伝え、支給されました。

そして翌月、お小遣い支給日。私はワクワクして待っていて、中身を見ると👀

200円しかありません。

そう無利子ではありますが、母はきっちりと借金を取り立てたのです。プロです。ぬかりがない、その手際の良さ。完敗です。

もとを辿れば、姉のご無体とも言える容赦ないレンタルシステム。これも素晴らしい!頭が良すぎて、今でも笑いのエピソードとして、語りついでいく所存です(笑)

このダブルの賢い女の技により、お金の大切さと、世知辛い世の中を知った7歳でした。

いや〜お金って、大切だなぁ(笑)

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