愛の貯金

また、おじいちゃんラブ❤️

私のおじいちゃんは55歳の時に胃がんを患い、早期退職をした。

らしい。

よく知らないのが事実。

物心ついた頃からいつも一緒にいてくれた。

私の小さい頃の思い出のおじいちゃんはいつも一緒にいてくれて、遊んでくれて、常に家にいる事が当たり前の人だった。

静かに釣りをしたり、家庭菜園を楽しむ。

派手な生活をせず、出された食事をありがたくいただく。


近所のお友達に

「あけちゃんちのおじいちゃんはいつも家にいるね。働かないの?」

と聞かれた時、何を言っているのかわからなかった。おじいちゃんが家にいてくれる事が当たり前だったから。

おじいちゃんが働かない事がなぜ、わざわざ聞いてくる事に繋がるのかわからなかった。我が家が裕福ではないから?見るからに質素倹約だから?

私がおじいちゃんからお小遣いをもらわなかったからかなぁ?よくその近所の子はその子の祖父母にお小遣いをねだっていた。私はお小遣いをねだった事はない。


私のおじいちゃんは母さんの方針でお小遣いと称したものをくれた事はない。

親が渡すお小遣いで一か月暮らすという我が家ルール。ちょこちょこお小遣いどうぞとは確かにくれた事はない。

おばあちゃんもだ。

でも肝心なときにはドーンとくれていた。私が自転車を買いたい時はドーン。お年玉貯金には密かにプラスしてドーン。大学合格にはドーン。国民年金を立て替えてドーン。車を買う時もドーン!

常に質素に静かに暮らしていたおじいちゃん、おばあちゃん。無駄な物と必要な物、生きるお金と死ぬお金。

きちんとわかっていた尊敬すべき人達。

何よりお金以上にたくさんの優しい思い出をいただいた。

そして今、その人達にそっくりな父母がいる。

私は…

まだまだ足元にも及ばない。


まだまだ私は愛の貯金が出来てないなあ。

彼らに少しでも近づけるように、少しずつチャリ〜ンと愛を貯金しよう!そのためにも今日も愛よ世界中に届け!の気持ちで、のびのびと行ってきます!

ではまた明日。

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