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日本の商標登録

ビジネスパートナーの一人が、特許、商標登録の専門家の弁理士で日々、ミーティングの会話に商標の話が入ることが多い。

ここ最近のアルコールに関する商標や特許について調べてみると大手メーカーの「ワイン風味飲料」「ノンアルコールワイン」について多かった。日本はアルコール消費量が少ない方に針が大きく傾いている。理由は昭和に比べるといくつもある。

日本酒に関した商標、特許申請は「酒の識別方法」など東北の某大学がいくつか申請していた。面白かったのが焼酎の申請は、九州の大学だったこと。地方の大学にはその地域の仕事があるんだな。

他にも大手蔵の低糖質の清酒テイスト飲料のほかに、日本酒製造機器会社の申請も目立った。これ以上美味しい日本酒ができるの?と思うほど、凄い時代なのに日本酒はもっと美味しくなろうとしている。美味しさへの追及は「技術」が特に目立つ。人間が美味しいと感じる味覚はそれを感知するのだろうか。

気になったのが「遠心分離による日本酒製造方法」で、新しい製造機なのか、過去も全部を持っていこうとしているのか興味深い。

日本はまだ少ないけど、海外では「商標トロール」が増えていて他社のビジネスを侵害する恐ろしいビジネスも存在する。
私はいつも商標の話を聞いているから恐怖感が大きいけど、友人たちのブランドも商標登録している人は極めて少ない。
不景気こそ無形のビジネスが増えるのだから備えた方が良い。
つい最近、私のオリジナルブランドも既存の商品ブランド名も輸出することにより区分を増やして「ガチガチ」に固めました。

令和の時代も「備えあれば 憂いなし」を忘れてはならない


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