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東大生は全員プログラミングをすべき3つの理由(1) - 21世紀の総括は「情報革命」と「宇宙植民」

 こんばんは。イニシャルがAI、石川@Aidemyです。さて、今回のnoteは「東大生は全員プログラミングをすべき3つの理由」です。この3つの理由は、端的に言うと、以下の通りです。

「東大生は全員プログラミングをすべき3つの理由」
1. 21世紀の総括は「情報革命」と「宇宙植民」

2. これから10年は、「クリエイターが重宝される時代」へ。先駆者がいない拡大領域を選べ。
3. 理論はいいから、プロダクトを作れ。

 さて、今回は『21世紀の総括は「情報革命」と「宇宙植民」』に絞ってnoteを書きたいと思います。反応が良ければ、(2)と(3)も書きます。是非皆さんの意見を、Twitterで教えてください。

21世紀は「世界史」で300年後になんとサマライズされるだろうか?

 唐突かもしれませんが、最近僕は世界史にはまっていますw 逆説的ですが世界史を学ぶことは未来を学ぶことだと思っているためです。歴史は繰り返すので。折角なので、今回はもし仮に300年後も地球が存在し、「世界史」という教科が存在したら、21世紀はどのようにサマライズされるのかを皆さんと一緒に思考実験したいと思っています。みなさんは、300年後の世界史の教科書で、21世紀はどのような説明がされると思いますか?

 さて、今世界史の教科書を開けてみましょう。16世紀のサマライズは「大航海時代」でした。同様に、18世紀後半〜19世紀の最も象徴的な出来事は「産業革命」です。20世紀は、「第1・2次世界大戦」に関する説明に最もページが割かれています。このように、21世紀どのようなテーマで要約されるか考えた時、私は「情報革命」と「宇宙植民」というテーマだと推測しています。

Software is eating world

 「情報革命」が21世紀のメインストリームになることは疑う余地が無いでしょう。人々がコンピュータに慣れ親しみ初めたのは1995年のWindows95の発売から。スマホ(初代iPhone)の発売は2007年で、この20年間で急速に人々に変わりました。「人とつながる」という人類の本源的な欲求が、端末一つで満たされるようになったためです。これは、「農業革命(18世紀)」→「産業革命(18〜19世紀)」に次ぐ大きな革命だと思っています。いま10代-30代で生きている我々は、革命時代を身をもって体感できる歴史的に見ても非常に恵まれた世代と考えても良いでしょう。

 革命とは、痛みを伴うものです。農業革命によって、農民は職を失いました。産業革命によって、人々は資本家に雇われるようになりました。情報革命も同様に、人々の暮らしのあり方を変革しつつあります。

 情報革命によって産業が変わっています。分かりやすい例が、Uberによるタクシー産業の破壊でしょう。サンフランシスコで、タクシー会社が破綻まで追い込まれたのは記憶に新しいです。最近だと、AirBnBがホテル産業を、Expediaが旅行代理店を、Paypalが銀行を駆逐し始めています。さらに、今後は日本の大黒柱、自動車産業までソフトウェア産業に飲み込まれ始めているのです。なぜなら、いまの自動車産業の研究開発の主流は自動運転。これは、ソフトウェア産業の主戦場で、AI/機械学習テクノロジーの集大成であり、GoogleやUberと競う必要があるのです。

 このような革命は"Software is eating world"と揶揄されます。意味はそのまま、「ソフトウェア産業がありとあらゆる産業を飲み込んでいる。」ということです。飲み込む側と飲み込まれる側、どちらに学ぶのが得策なのか、火を見るより明らかではないでしょうか。

コロンブスがアメリカ大陸を発見したように、我々は宇宙を発見する。

 次の予測は「宇宙植民」。これは情報革命より挑戦的な予測と思われます。しかし、宇宙産業の盛り上りの発展は凄まじく、21世紀の残り80年で宇宙植民が本格化するのではないかと考えています。たとえば、イーロン・マスクは、2024年に火星への有人飛行が可能になり、さらに宇宙船を使うことで東京-ハワイが30分間で移動できることを示唆しました。2020年代前半には、宇宙旅行が一般的になるのでは無いでしょうか?

 ちなみに、ライト兄弟が飛行機を飛ばしたのは1903年。つまり、この100年足らずで、バスに乗るように飛行機に乗れるように産業か進化したのです。宇宙船でも、同じくらいのスピード感で発展できる可能性が高いのは、想像に難くないでしょう。1492年にコロンブスがアメリカ大陸を発見し、16世紀後半にヨーロッパ諸国がアメリカを植民地化したように、私たちは宇宙植民時代に直面するのです。

 ちなみに、宇宙時代にはどんな技術がメインストリームになるでしょうか。例えば、宇宙とブロックチェーン技術は相性が良いと思っています。なぜならば、地球と宇宙の通信コストが高く、今後は「インターネット」が複数できると思っているためです。(現在は地球しかないので、インターネットは1つです。しかし、この数十年で、あたかも地球が国境が200に分断されているように、火星・木星・アンドロメド銀河など、惑星ごとに個別のインターネットが登場し、インターネットが分断されると思っています。)このとき、非中央集権的で自律的に動けるというブロックチェーン技術の真価が発揮できるのでは無いでしょうか。

 ちなみに、AI×宇宙工学の領域では、低解像度の画像を復元する機械学習アルゴリズムの研究が盛んと耳にしたことがあります。なぜならば、地球と宇宙の通信コストが高く、さらに通信過程で情報の劣化が見られるためです。また、「エッジコンピューティング」というテーマも注目領域でしょう。これは、機械学習の推論フェーズを、クラウド(サーバー)ではなく、端末で処理するという技術です。エッジコンピューティングであれば、不必要な通信が押さえられ、伸びる可能性が高いと思います。

21世紀のスタンダードを作ろう。

 さて、仮に以上の思考実験が正しいと仮定すると、やはり「情報工学」「宇宙工学」がこの21世紀のスタンダードになると思っています。しかし、宇宙工学分野は、敷居が高いと思っていて。情報工学(ソフトウェア産業)なら、ProgateAidemyを利用することで、すぐに学び始められるので、東大生など優秀な学生は、プログラミングを始めるのが良いと思うのです。いまプログラミングを学ぶことは、21世紀のスタンダードを創ることなのです。

 例えば、皆さんが18世紀に戻るとしたら、どんな職業を選択しますか?綿織物を作る職人となる人は少ないでしょう。この職業は、産業革命で駆逐されます。同様に、皆さんが20世紀に戻るとしたら、まさか竹槍を作らないでしょう。先の世界大戦では、銃などの火器や爆弾の利用によって勝敗が決まりました。

 以上を踏まえ、いまなにをすべきか。24世紀から300年前のいまに戻ってきた未来人だと仮定して、思考実験してみるのは如何でしょうか。僕であれば、「情報革命」「宇宙植民」この2つのテーマに関わる仕事をすると思います。だから、優秀な学生はプログラミングをすべきなのです。

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