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覚悟を決める=世界を創ること【世界観を変える】

「覚悟を決める」とはどういった意味だろうか。
相応しい言い換えはなんだろうか?

かつての僕は「決心する」ことだと思っていた。
間違っていないと思うが、少し弱い気もする。「覚悟を決める」にはもっとギリギリな感じがほしい。

成長するにつれて「他の選択肢を捨てる」ことへと変わっていった。
これはかなりいい感じだと思っている。わかりやすい。

しかし表現的にネガティブなのが少し気になってはいた。

だから新しく考えたこと。

覚悟を決めるとは、「一つの世界を創る」ことだと思う。

「覚悟を決める」の肝

覚悟を決めるとは「他の選択肢を捨てる」ことだと定義していて、これはわかりやすい表現だと思っている。

分かれ道があったとして、右の道を少し進んだあと「違うな」と思ったら戻って左を進めばいい。

覚悟を決める場合は戻ることができないようにする。
どうあっても右の道を進むしかない。そう思い込む。

それが覚悟を決めるということだ。

このように「覚悟を決める」の肝は、捨てることにあると思う。
人としては他の選択肢もキープしておきたいもの。それをあえて捨てることで、キープに割かれていた力さえも目標達成に注ぐのだ。

しかしシンプルでわかりやすい表現というのは細部を切り捨てているもの。
「他の選択肢を捨てる」という表現では「覚悟を決める」を定義しきれていないように感じた。

世界を創る、観る

そこで出たのが「一つの世界を創る」という表現だが、これは少しカッコつけた。

実際には「世界を切り取る」とした方が適切かもしれない。でも「創る」方がカッコいいし、そういった部分もあるのでこの表現を選ぶ。

「この世界で生きていく」

言ってしまえばそういうことだ。そして、

「(他の世界ではなく)この世界で生きていく」

となる。

世界というのはきわめて主観的なもので、そのルールも主観だ。
女子高生にとっては恋愛と友人づきあいがファーストかもしれないし、甲子園がすべての球児もいるかもしれない。
営業成績にプライド持つサラリーマンがいれば、PVにニヤニヤする旅ブロガーもいる。

僕らは当たり前のように同じ世界にいて、知らずに別の世界で戦っている。ルールはもちろん異なった世界だ。

この「世界」の輪郭は曖昧なものだ。しかし覚悟を決める時、僕らはこの輪郭をよりはっきりさせる。バッサリと、世界を切り取る。

その世界のルールで生きていくと決めるのだ。
だから他の世界の評価基準など関係ない。

それが覚悟を決めるということ。

これから自分が戦う「世界」を創り出し、言い訳することもできないそのルール上で生きていくと、自分に宣言することなのだ。

覚悟を決めて征こう

覚悟を決めるタイミングなんて人それぞれ。
もしかしたら一生覚悟を決めない人もいるかもしれない。

でも何かを成し遂げたいと思うのなら。

あなたがこれから生き、戦う世界の輪郭を見つめてみよう。

学習のアーティストを目指してます。学習ノウハウの体系化・学習体験のコンテンツ化を通して、学習者のレベルアップを手伝います。現状、お金よりも応援がほしい。