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手書きかデジタルか【スピードが上がる方をとれ】

授業内レポート試験では事前にPCで書いたレポートを手書きで所定の用紙に記入していく。

三十分もの間、美しい游明朝体の文字群を汚い僕の文字に変換していく作業。
もはや拷問である。手がつりそうだった。

しかし頭は暇だったので、少し考えてみた。

僕の「当たり前」と「ありえない」

デジタル入力が当然でない世界においてはこれが当たり前だったのだ。僕は一日あたり最低3000字は文章を書いているわけだが、これはもちろんタイピングだ。もしこれがすべて手書きだったら?やっていないかもしれない。

で、こういう思考に入った時、僕は視点を「ずらす」ことにしている。
僕は手書き入力をありえないと考え、デジタル入力と当然と考えているわけだ。しかし僕が当然のようにしていることを「(ネガティブ方向に)ありえない」と思う人もいるのではないだろうか?

最初に思いついたのは現金とキャッシュレス。
僕はほとんどキャッシュレス未対応だ。来年度までには対応したいと思っているわけだが、これは人によっては「ありえない」かもしれない。

新しいものが善なのか、便利なことが正義なのか。
その答えをここで出す気はないが、ひとつわかることがある。

「スピード」だ。

「スピード」→「改善のサイクル」

能力開発という観点に立った場合、僕らは「スピード」を上げてくれるものを受け入れていくべきだと思う。

「速くできる」ということは改善のサイクルを多く回せるということだ。

同じ時間を費やすのなら、文章能力は手書きよりもデジタルの方が上達する。

「スピード」の観点が入らない場合、判断は分かれる。

大抵そこには「コスト」の観点があるのだが、能力開発的にはコストもしくはそれに伴う何らかの経験がポジティブな影響を持つことがある。

みたいなことをゴチャゴチャ考えているうちに、レポートの記入は終わった。
テスト終了後、すぐにこのnoteを書いたわけだが、デジタル入力はやはりいい。

スピードを手に入れて、どんどん成長していこうと思う。


学習のアーティストを目指してます。学習ノウハウの体系化・学習体験のコンテンツ化を通して、学習者のレベルアップを手伝います。現状、お金よりも応援がほしい。