とあるヒーローの物語【倒したい敵】

不穏な空気を纏い、目の前にそびえ立つ古城・魔王城。
私はこの魔王城に幾度となく挑戦し、未だ攻略できずにいた。
今回、幸いにも「書くンジャーズ」という新たな武器を手に入れることができた。さぁ、進もう。
この魔王城を制覇すれば、今後揺るぎない拠点として利用できるはずだ。
そして魔王城の最深部には、新たな世界に続く道があると言われている。
私はそれを見てみたい。そして前に進みたい。


ギギギギィィ

重く軋む扉を開き、魔王城へ足を踏み入れる。
まず襲いかかってくるのは「ヤルベキコト」という魔物たち。
一匹一匹さほど強くないが、とにかく数が多い。
あいつは「ゴハンキチント」その隣は「ホコリータマル」「アイローン」「ジチカーイ」あっちのちょっと大きいのは「ケイリーカクテイシンコーク」か。今回は「ネンガッジョー」までいるな…。

だがこいつらには何度も遭遇しているので対策はわかっている。
まず囲まれる前に、奥で微動だにしない「ウゴカーンダンナ」をぶっ叩いて弱らせたあとにテイム(tame)し、「ヤルベキコト」たちに応戦させる。
そして長年かけて揃えてきた魔道具たちを駆使!

えー、「ケイリーカクテイシンコーク」だけは私が真面目に応戦します。すいません。いつか召喚術を覚えて「ゼイリシー」を呼び出したい。


応戦しつつ、じわじわと前進していくと、待ち構えているのは魔神「クライアァント」たち。コイツラは無闇矢鱈に切るわけにはいかない。
有効なのは契約の陣。これも経験済み。
しかし稀に陣を破る「クライアァント」がいるので油断できない。再度契約の陣を敷いても効果がない場合は「クライアァント」を切るしかない。多大なエネルギーを浪費する。

また契約の陣はとても繊細で一歩間違うと暴走することがよくあるのも悩ましい。
契約の陣が暴走すると「テツヤー」「ヤスミヘンジョー」「デスマーチィ」といった魔物が召喚され、大苦戦することになる。
ヤツラは敵味方関係なく襲いかかり、大混乱をもたらすのだ。
これで力尽きたことが幾度あったか…。


さらに進むと牢が並んでいるエリアにでる。
中にはキラキラした目で「僕たちと遊んで!」と跳ね回る「ヤリタイコート」たち。思わず抱きしめたくなるキュートさだ。
1匹、2匹なら一緒に連れて行けそうだし、戦力にもなるだろう。
しかしうっかり牢の中に入り込もうものなら大変だ。
1ヶ月、半年、1年、2年…。気がつくととんでもない時間が過ぎている。そう、これも魔王城の罠なのだ。


そして私は未だ抜けたこのない、最大の難所に足を踏み込む。
長く仄暗い回廊を歩いていると、どこからともなく声が響いてくる。

「あなた、本当は怠惰ですね」
「他にもっとすごい人たくさんいますよ」
「あなたがやらなても大丈夫」
「凡人になにができるんですか」
「安穏と生きている方が楽ですよ」

姿なき敵にガンガン精神力を削られる。
果たして今回はどこまで進むことができるのか。

「ふぅ…」

私はわずかに息を吐き、新しい武器「書くンジャー」を握り直す。
そして今、回廊2つ目の角を曲がろうとしている。


ということで【書くンジャーズ】水曜担当のAKIです。

あれ?マガジン間違えちゃった?なんて思いましたか?
大丈夫です。
ちゃんと【書くンジャーズ】のマガジンです。

今週のテーマは【倒したい敵】

先週「私は著しく変化する世の中で揺るがないもの(自分ブランド)を築くために書いています。」なんて、雰囲気デキる人的なことを書いたわけですが、実は自己評価がそんなに高くないのでいつも迷っています。加えてとっても怠惰な性格。
できることならずっとお布団に入って、iPadでTwitterとか見ていたい。

そんな私にとって生きることは戦いの連続みたいな感じですが、
「迷い」「怠惰」
特にこの2つが私が倒したい…いや、倒すべき敵なのです。
まぁ、今まで勝てたことないんですけどね……。



先週のマガジン【私の書く理由】はこちら

そして個人ブログでマガジンに投稿した記事の振り返り記事を書いています。合わせて読むと多分面白いので読んでください!


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AKI

史上最書マガジン【書くンジャーズ】

「日本人よ、これが『書く』だ。」と言わんばかりに「書くメシ」の精鋭メンバーたちが運営するnoteマガジンです。史上最強は映画『アベンジャーズ』かもですが、史上最書は『書くンジャーズ』。メンバーの経験値や人生観で今日もまた「書く」を研鑽✊
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