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編み込み帽子「Lilou」を編む。

お久しぶりです。
あきです。

最近めっきり寒くなり、暑い夏には触りたいとも思えなかった毛糸玉にすっと手が伸びる季節になりましたね(笑)
9月に入ってから今シーズンの編み物を開始し、早速編込み帽子を2作品編みました。

今回はそのうちの1作品を取り上げて、久しぶりにnoteを書きたいと思います。
パターンはこちら↓

https://www.ravelry.com/patterns/library/lilou

作品名の「Lilou」は「リル」と読み、フランスでよくある女性名なのだそう。その名の通りお団子頭の女性の顔がずらっと並ぶという、特徴的なデザインです。ただあまりフランスっぽさはなく、どちらかというとオリエンタルな雰囲気?
このパターンの見本写真を見て、夫がひとこと。

「自分(=私)の顔の帽子作るの?」

…私の顔に大変よく似てるそうで(笑)

デザインに惹かれたのに加え、先日購入して使い道に悩んでいたリトアニアの毛糸(詳細は過去のnoteをご覧ください)。これを有効活用できるんじゃないか?と思い、パターンを購入しました。ちょうどセール期間中で、少しお安く購入できてラッキーでした。

私は文章で書かれている英文パターンが大好きですが、編込み模様の場合は英文でもチャートで書かれている場合が多いので、日本の編み図を読むのと感覚は大して変わりません。

帽子にしては目数の多い作品でしたが、輪編みなのであっという間に完成。明日は雨だというのでサッサとブロッキング→日干しも終えました。


編込みで私が個人的に大事にしたいことは、「裏側の渡り糸をキレイに渡す」ことです。これを編み物しない人に話すと「そんな見えないところどうでもいいじゃん(笑)」と言うのですが、編み物する人なら分かって頂ける方も多いのではないでしょうか…?
裏糸がキレイに渡っている=表面の模様の美しさにも繋がってるような気がするのです。

本作品では渡り糸が長くなる箇所があったので、以下の動画を参考に、ときおり糸を巻き込んで編むことで渡り糸が長くなりすぎることを防ぎました。

https://m.youtube.com/watch?feature=emb_title&v=bD7arufsuvg

どうでしょう?
かぶってみると模様のない1本取りメリヤス部分のほうが結構伸びやすいので、もう少し渡り糸ゆるくても良かったかな、と思いました。

オリジナルでは仕上げに頭頂部にポンポンをつけることになっているのですが、縦が思ったより長く、後ろにだらんと折れ曲がる感じに編み上がりました。そのためポンポンないほうが良い感じにかぶれるかな、と思いこれにて完成と致します。

最後に、リトアニア毛糸を編んでみた感想。

カセの状態で送られてきたので夫に玉巻きヘルプをお願いしたのですが、「羊臭い!!」との感想。オーガニックにこだわってるらしいので、きっと原毛にかなり近いんでしょうね…私は好きだけど(^_^;)

編んでいても日本の洗ってある柔らか〜い糸とは違いガサガサしているので、慣れるまで多少編みにくいです。水通しすると硬めのフェルトのような一体感が生まれました。

チクチク嫌いには難ありかもしれませんが、色や質感が私には好みだったので、あと数色追加して別のものを編みたいと思います。しかし生憎ショップが臨時休業中…。

次は前から楽しみにしていたHolst Garnの糸で、カーディガンを編みたいと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*^^*)

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