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トルコの小さな宝石「オヤ」に挑戦する

こんばんは。あきです。

今回のタイトルは「編む」ではなくあえて「挑戦する」としました。なぜなら初めて取り組む手芸ジャンルだからです。

「オヤ」とはなにか?

オヤはトルコの伝統的な手芸。針で編むイーネオヤ、レース針で編むトゥーオヤ、タディングレースのようなメキッキオヤと大きく分けて3種類あると認識しています(間違っていたら申し訳ありません)。

私がオヤを知ったのは大学4年生の卒業旅行でトルコを訪れたときのこと。その頃は今ほど手芸にも興味はなく、ただトルコに行きたいからという理由で友人を誘って旅しました。
雪深いカッパドキアの宿の軒先で売られていた、ビーズの編み込まれたネックレス、イスタンブールの都会的なエリアにある、オシャレな店に垂れ下がったラリエット、ゴチャゴチャした地元の商店街で売られていた大量の糸やビーズ、そしてこれでもかというくらい華やかに縁取られたスカーフ…

それらが全部「オヤ」というものであることは、素敵な旅の思い出とともに脳内に記録されました。今までいろんな外国に行きましたが、私の中でのNo.1はトルコなんです。

いつかは編みたいなと思い続けてはいたものの、いわゆる編み物に比べたらパターンや編み方など、圧倒的に情報が足りない気がして無意識に避けていました。しかし最近新しいことに挑戦したいなと思うようになり、手始めにこちらの本を入手しました。

オヤにはかなりいろんな編み方がありそうですが、こちらの本は説明が丁寧で、デザインもかなり好みなものがたくさんありました。また、かぎ針ならいつも編んでいるので、レース針で編むトゥーオヤから始めるなら取っつきやすいんじゃないかな、と思ったのもこちらの本を購入した理由のひとつです。

オヤ糸は日本ではあまり入手できるお店がなく、こちらの本では国産レース糸が指定糸のメインとなっています。しばらく編んでみてハマりそうだったら「トルコのオヤ糸屋さん」で福袋買ってみようかな…なんて(*´ω`*)

さて、私がファーストオヤに選んだのは「チューリップ」のモチーフです。チューリップはトルコで最も愛されているという花。

この本ではレベルが3段階に分かれているのですが、一番レベルの低い作品にはいろんな種類のビーズが必要でした。初期投資を抑える目的もあり、レベル2ではありましたがこちらのモチーフ編みから初めることにしました。しかし説明がとっても丁寧なので、特につまずくこともなく編むことができました。

1日で4つ編めました。これは修行です。何枚でも編みたいと思いますが、とりあえずここで振り返りタイム。自分の作品を見ての感想と反省点です。

〈良かったところ〉
・想像の10倍くらいカワイイ!!小さいのにビーズがキラキラしていて華がある
・金具を引っ掛けるコードも一緒に編めるので、モチーフだけでもアクセサリーが容易に作れる
・薄くて軽くて小さい。たくさん編んでも保管に困らない

〈改善点〉
・レース針とレース糸(細糸)の扱いがまだまだ。力加減が難しく針がすべることがしばしば。
・葉っぱはなかなか満足いく出来だったが、花びらが難しい!最初は何回かやり直した。それでももっとキレイに編める余地があると思う…

要するに私の技量が伴えばもっともっと満足度の高い作品が作れるということ。そしてそれを目指したい意欲がかなり高まりました。だってカワイイから!

ちなみに一番出来が良いと思ったのは写真右上の赤いチューリップかなぁ…手加減が本当慣れないと難しい。細糸だから変な力入る。明日は手が筋肉痛かも(笑)

オヤに関してはnoteで連載ができるくらい、続けられればいいなと思っています。棒針、かぎ針に次ぐ第3のハンドメイド趣味として名乗りを挙げられるか!?それは今後の私次第ですが…とりあえず今は楽しさしか感じていません(*^^*)

次はネックレスを編み始めますよ!

【11/10追記】

…なんと1日で完成。長時間集中してたわけではなく、子どもたちが大人しくしている5分〜15分の積み重ねで編み上げることができました。嬉しい(*^^*)

読んで頂き、ありがとうございました。

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