ハザードマップとまち歩きマップは、きっと、一緒につくったほうがよい
Aki/イロノハ・ラボです。
台風19号で被災されたみなさまへ心よりお見舞い申し上げます。
この1週間の間でずいぶんと涼しくなり、秋が深まってきました。
体調を崩されませんように。
ハザードマップの進化は大切
今回の災害でも、ハザードマップが度々取り上げられました。
この地域は危険地帯と記されていた、やっぱりそのとおりに、、、
想定外の状況、見直しが必要、、、
ハザードマップを見ていなかったのでは、、、
、、、、、、
日頃、地図情報のデザインも行っている私は、心がぎゅうっ、、となっています。
マップでの防災対策はシミュレーションされているのに、住民に浸透していない。
コミュニティのみんなで作って、共有し、全国に情報発信・収集の手段があったら。
どんな人にもわかりやすいマップがあったら。
歩いて、つくる
子どもが小学生の頃、地域の防犯マップを親子と学校とで作りました。
模造紙に近所の地図を描いて、夜道が暗い場所、交通の多いところ、1列で歩くところ、子ども110番の店、など
子どもたちが歩いて、感じ取って、調べて、共有したい情報を載せていきます。
とても真剣に、でも楽しんで。
やっていた地域、ありますよね。
歩いて調べる、というのが、きっと、頭に入るんだと思います。
では、日頃から楽しんで使って、いざとなったら役に立つマップって?
きっと、まち歩きマップとハザードマップが、頭のなかで別レイヤーで記憶されるようにつくるのが良いのだと思います。
地域の価値や、共同意識を高めるための共通フォーマット。
そんなマップをつくらないと。今だから、つくろう!
しなやかなコミュニティのマップ、つくれそうな事例
お仕事で、三鷹市の『みたか太陽系ウォーク』スタンプラリーイベントのデザインをしています。
国立天文台のある三鷹市が、13億分の1サイズの太陽系11の惑星エリアにすっぽり入ることから
天文イベントとスタンプラリーで、まち歩きを楽しみ、まちを知ろう、というイベントです。
毎年秋に開催、今年は11回目。
只今、10/27(日)まで開催中です。
参加すると、距離というのが本当に体感できるのです。
三鷹じゅうを歩き回るのは1日では無理、エリアごとに風景も変わります。
昔、ちょっとだけ住んでいたことがあるのですが、知らない場所がいっぱいで、新鮮です。
こうやって歩きながら防災意識も高められたら、絶対に強くしなやかなまちになるはず。
そう思わずにいられません。
防災さんぽ、よいと思います
まずは、家庭や仕事場の周りを歩いてみませんか。
私の仕事場でもマネジメントチームが、防災さんぽの計画を立ててくれています。
半年ほど前に引越したばかりのオフィスなので、防災上知りたい場所もたくさんあります。
引っ越す前の防災さんぽでは、建設中の国立競技場の周りをみんなで見る会、みたいになりました。
楽しく、おしゃべりしながら歩いて、避難ルートも場所もしっかり頭に入りました。
デザインの会社として、地域のマップづくりに貢献していかれたら。
アナログ、デジタル、もちろん色覚の多様性を考慮したものにしていきます。
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