就労の流れに乗る、環境の大切さの話

この記事のまとめ:仕事に就く時は、周囲や環境の流れに乗ることが良い。もし流れがないなら、自ら流れを求めて動いてみると良いかもしれない。

自分には就労する気が無かったです。
働きたくありませんでした。
社会に出て行くのが怖かったです。
ただ、いつかは働かなくてはいけないとも考えていました。

今までは学校という閉じられた社会で
全員一緒に進んでいく流れがありました。
学生の時代であれば、この流れに一緒に乗ればよかったのです。
しかし、1人だけ卒業して就職しなかったという状態で、
家族から働けと言われるだけで、他に誰も何も言ってきません。
自分から友人知人に連絡は取りません。
さらに誰かから連絡が来ることもありません。

すると、自分としては焦っているのか焦っていないのか
分からない状態となり、やる気が低下していきました。
ここで大切だったのが周りの環境です。

私は家族の勧めで就労支援団体のお世話になりました。
月に数回、施設で面談を行い、仕事について話すのです。
会う人が就労に関する人となれば、
嫌でも働くことが意識に上ります。
支援施設の目的は利用者の就労支援なので、
もちろん働くことを勧めてきます。
場合によっては自分が履歴書を書かなくても
『応募してみる?』
「はい」
の一言で企業へのエントリーを進めてくれたこともありました。
そうなると先方の企業にも影響が出て、
辞退するのにもエネルギーが必要になるし(電話が嫌)、
迷惑がかかるし、と就労へ進んでしまいました。

この流れを作ってもらって、それに乗ることで
1歩ずつではあるのものの、進んでいくことができました。
これは自分1人では決してできなかった、
支援団体を利用することで得られたメリットでした。

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