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富豪が実践する信用を得る方法って?|成功者の思考から得るヒント③

前回、前々回では、私がひょんなことから出会ったとあるミリオネア(仮名:A氏)との雑談から得た気づきを書きました。

今回はその続き、このミリオネアA氏シリーズの3回目にして最終回になります。

※前記事からの繰り返しになりますが、これは私がたまたま出会った一個人のことであり、全ての資産家に当てはまるわけでは決してありません。
また、「これをすれば儲かる!」的なことは記事にしていません。あくまでも「考え方」にフォーカスした話になります。サンプル1の定性データとして参考程度にとどめてもらうのが本記事の正しい使い方です。あしからずご了承ください。
サンプル1の定性データとして参考程度にとどめてもらうのが本記事の正しい使い方です。あしからずご了承ください。

1.情報の信用性とは?

前回の記事の後半では、情報の信頼性について触れました。

インターネット上の情報は玉石混合です。
真実もあれば虚実も紛れこんでいる。

取捨選択は自分でやるしかない。
見極める目は自分で養うしかない。
私は、そのために必要なことのひとつが「知識」だと思っています。

とはいえ、知識を得て見る目を養うには時間がかかります。
だから、信頼できるコーチを見つけられるなら、独学よりはるかにいい。確実性が増す上に、ゴールインまでの速度を上げることも期待できます。

では、信頼できる人を見つけるにはどうすればいいのでしょう?

ここではA氏の見解を述べてみます。
※私がA氏の資産形成に興味を持ったので、話の前提が資産運用方法になっています。

いわく、
「大学受験するなら大学合格者に勉強を教えてもらう。オリンピックへ行きたければ相応の実績がある人に教えてもらう。それと一緒で、資産の運用方法を知りたければ、銀行や証券会社の勤務者と知り合って、その人たちが実際に自分でやっている方法を教えてもらうこと」

それはわかります。
でも、そんな人と都合よく知り合えないからネットに情報を求めるのでは!?
窓口に相談に行ったって、自社の利益になる商品を勧められることはあっても、その人がやっている運用方法を教えてくれるなんてそうそうないことでは?

成功者は広い人脈を持っている。
という仮説を得ることはできましたが、残念ながら再現性のある回答は得られませんでした…
お金の正しい知識を受け取れる環境にある人は限られている、という現実を痛感します。

やはり知識を身に着けることが大事ですね。
ちょっと勉強して妄信するのではなく、いろいろな情報に接して目を養うこと。
信頼できると思える人に出会うまで、そうするのがよさそうです。

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2.自己開示で信用を得る

ここで終わらせてしまっては得るものがないので、ここからはA氏が実践している信用を得る方法を書きます。

お金の話をするからには、まずは自分の資産を明らかにする必要がある。
というのがA氏の信条でした。

そのためA氏は本人名義の預金口座と証券口座を開示することにしているそうです。
私がA氏をミリオネアだと知った経緯も、そもそもその開示があったからでした。(口頭で「自分、ミリオネアです」等と自称されたわけではありません)

私がこれまでお会いしたお金の専門家の中で、これと同じことをした方はいません。

A氏は本名でネット検索すれば簡単に身元が割れる方なので、そこまでしなくても信頼性が揺らぐことはないのですけど。
だからこそ、万人がやらないことをやるのが傑物の証と言いますか、A氏の大器なのかもしれません。

3.まとめ

以上、
・資産を増やしたいならまず収入を増やせ
・お金を使う時は得られるものをよく考えろ
・信用されたいなら自己開示しろ

というA氏の格言でした。

あと、A氏から勧められたのは、やはり自己投資。
投資の神様バフェット氏も推奨していますし、成功には自己投資が欠かせないのだと改めて思います。

A氏と接していて思い出されたのは、「普通であることの勇気」(岸見一郎・古賀史健著『嫌われる勇気』ダイヤモンド社)。

様々な思考の種をくれた出会いに感謝を。


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