Tableauの社内勉強会を開いてみた

Akiです。
今回は先月に社内でひらいたTableauの勉強会について自分自身の
振り返りも兼ねて書き連ねたいと思います。

主な内容

①Tableauの簡単な紹介
今回勉強会に参加してもらった同僚は、「Tableauを見たことは
ほんの少しあるが自分で触ったりしたことはない」という初心者の方々
だったのでTableauについて簡単に紹介をしました。

特にグラフといえばExcelというイメージの中で、じゃあTableauに全て
置き換えることができるの?と思っている人も多い印象だったので、
その誤解を合わせるために解説をしました。

私自身も主観的な部分も少し入った内容とはなりましたが、Tableauが
得意なこと、Excelの方が向いていることといった比較を中心に
お伝えしました。

②実際に触ってみる
<主な操作内容>
・ドラッグアンドドロップ
・マークカードの解説
・表示形式を使ったVizの作成
・ダッシュボードの作成 等

今回の勉強会は、「Tableauって面白いし簡単かも」と思ってもらう
ことを1番の目的にしていたのでとにかく触ってもらうことに最も
時間を設定しました。

とはいえ、実際に触ってもらうためには工夫をする必要がありました。
そもそも「どうやって一度に複数の人にTableauを触ってもらうか」
という勉強会開催そのものに関わる問題を解決するところからでした。

私の所属する部署にはTableauライセンスがあり、実際にそれを使って
いるのですが、Desktopを操作できるのはセキュリティの都合上1台
だけです。
なので個人のPC端末で触ることができないという状況でした。

そこで私が今回とった行動は「Tableau Cloud」を使うということでした。

ただ、Tableau Cloud自体のライセンスは持っていないのでお試しで
使える2週間の無料体験を活用をしました。
幸いにもTableau Cloudはブラウザから触ることができるので会社の
PC端末からでも触ることができ、無事に勉強会開催まで漕ぎ着けることが
できました。

ちなみに今回初めて体験版を触ってみて、当たり前かもしれませんが
本番?と全く同じ環境で触ることができることがわかり、太っ腹だなぁと
感心もしてました。
(そういう意味ではTableau Publicにも懐の広さを常々感じます)

また以前の記事でも書きましたが、私の会社内においては別部署から
提供されるデータ(twbx)についてTableau readerを使って見たりする
のですが、そのデータを開くまでに恐ろしい時間がかかるためなかなか
使い勝手が悪いです。
(これがTableauに対する現場のネガティブなイメージを作る原因…)
そんな社内環境においてもTableau Cloudはサクサク操作するので
感動していました。
と同時に何とかしてコイツを社内環境に整備したい!とも強く感じた
次第です。

実際の体験では、マークカードの挙動に「おお!」といった声が
聞こえたり、表示形式で色んなビジュアルに楽しそうに変えていたりと、
私がTableauに初めて触れた時のリアクションを思い出すような
雰囲気でした。

勉強会を開いて

まず良かった点は、初めてDesktopを触る人がどんなところに
感動するのかを知ることができたことです。
どうしてもTsbleauを触る時間が長くなると、自分の知っている知識が
基準となってしまうので無意識にハードルが高くなっていることに
気づきました。

なので今回の勉強会の中で、「ドラック&ドロップだけでこんな簡単に
作れるんだね!」といったポジティブな反応は、Tableau有識者だけの
勉強会ではきっと出ることはないだろうなぁと思いながら、同時に
何だか嬉しい気持ちにもなりました。

反省点としては、触る体験をさせる際にもっと前後のつながりを意識して
おくべきだったと思いました。
シートからシート、その後のダッシュボード化までの関連性をもっと
持たせておけば、例えばダッシュボードにした後のアクションの設定
などもスムーズで理解もしやすいものとなったのでは?と感じました。

あとは師匠からも言われて気をつけてはいたのですが、冒頭の概要
などがついつい付け足して話したくなってしまい、限られた時間に
影響を及ぼしてしまったことも次回に活かしたいと思いました。

とはいえTableauに触れ出して、初めて誰かに(それも複数人に)
教えるという機会はDATA Saberチャレンジが本当に良い背中押しと
なってくれているなぁと感じています。

まだ他にも参加してもらいたい人や、今回の内容で触れ切れなかった
部分もまだまだあるので、今回を第一弾として次回の開催を
セッティングしようと思います。

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