コロナが教えてくれたこと

新型コロナの感染がなかなかとまりません。毎日暗いニュースで辛いです。月並みですがコロナによって「自由に行動出来る有り難さ」が教えられました。失って初めてわかるということですね。でも、コロナが私たちに本当に教えたいことは、「失ってからではなく、失う前にその有り難さに気づきなさい!」と言っているように思います。

そうは言っても日常の中で、失う前に有り難さを感じるのは難しいですね。有り難さを感じるチャンスは、不満を感じた時ではないでしょうか。たとえば「仕事が忙しくて大変だ」という不満をよく耳にします。ではその仕事が無くなったらいいのでしょうか?困りますよね。そう考えると忙しい仕事が有り難く感じませんか。あるいは「勉強はもうやりたくない、もっと好きなことをしたい」などということはありませんか。でも世界に目を向けると、学校に行けない子供がたくさんいます。ユニセフによれば、学校に行きたくても行けない子供が世界で約5900万人いるそうです(注:数字は取り方によりいろいろあるのですが、世界には学校に行けない子供が多くいるということに変わりはありません) 女性教育を推進しようとして命を狙われたマララさん(ノーベル平和賞受賞)の話はご存じでしょう。学ぶことが普通でない世界がある、世界に目を向けると「学ぶことが出来る有り難さ」を感じるのではないでしょうか。

不満を感じた時に、目線を変えてみる、目線を広げてみる、そこから大切なことが見えてきそうです。

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