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孤立する性的マイノリティ なぜ性別違和は混同されるのか

前回までの記事(第一回目の記事第二回目の記事)では、主に性的少数者の問題があるにも関わらず、教職員たちが積極的に取り組もうとしない理由について述べた。

ここまでで、なぜ教師たちの間では「性的少数者の問題が話題にすらされない」のかが明らかになったように思う。



しかし、問題はこれで終わりではない。

学校という教育現場では、教職員たちが性的少数者を積極的に理解しようとしないという問題のほかにも、それぞれ異なる人たちで構成されている性的少数者を「混同」してしまうという問題もある。


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