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<気になるニュース> 過労死はなぜ防げないのか?

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<今日の気になるNEWSはコレ!>

電通の女性新入社員自殺、労災と認定 残業月105時間

<どんな内容?>

広告大手の電通に勤務していた女性新入社員(当時24)が過重労働が原因だったとして労災が認められたというニュース。

電通は1991年にも入社2年目の男性社員が長時間労働が原因で自殺。

最高裁判決以降、社員の出退勤時間の管理を徹底するなどとしていたが、過労自殺の再発を防げなかった。

<ニュースを読んだ感想>

過労死はなぜ防げないのか?

報道では会社側の責任が取り上げられているが、働く側の意識の問題も大きく影響しているように思える。

仮に会社側が悪質なほど長時間労働を強いてくるにせよ、働く側には会社を辞めるという選択肢がある。

嫌なら辞めてもいいはずである。

しかし、現実にはその権利を行使するなく命を落とす人がいる。

おそらくそれは「辞める」ことに対する罪悪感があるからではないだろうか?

日本では嫌なことがあってもただひたすら「耐える」ことを美徳とする。

長時間労働はそうした意味で一種の「苦難」であり、乗り越えるべき「壁」としてみなされる。

もちろん、そんなバカバカしいことに付き合いきれずにさっさと会社を辞める人もいる。

だがしかし、そういう人はレールからはずれた道を歩むことを恐れないタイプ一部の人間だけに限られる。

小さい頃からまじめにコツコツと努力してきた素直な人間であればあるほど、レールからはずれようとはしない習性がある。

彼らからすればレールからはずれることは「負け」であり、自らを「敗者」として認めるのに等しい行為である。

これはもちろん、大人に限った話ではない。

現在ではほぼ強制的に所属させられる中学生の「部活動」も同じである。

集団に属することが強制される社会において、そこから抜け出すことは「悪」である。

大人も子供もその集団が作り出す強制力の中から抜け出せずにもがいている点は全く同じではないだろうか。

集団に帰属させようとする見えない圧力に、個人がどのように脱却を図るべきか?

両者の問題を解決する糸口はそんな問いを考えることから見出される。

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<参考サイト>

朝日新聞デジタル

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