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フォトブックで世界デビューしよう

最近ではInstagramなどのSNSに写真を投稿する人が増えました。

何気ない日常の一コマを撮影する人、趣味の小物を撮影している人、自撮りを楽しむ人など、人によって使い方はさまざまのようです。

写真好きの人と簡単につながることができるのも便利ですね。

ただ、ちょっともったいないのは、SNSへの投稿だけで終わらせていることです。

取り集めた写真をまとめて一冊のフォトブックにすれば、あなたはもう立派なアーティスト。

今すぐ自信のある写真をピックアップして、全世界にむけてあなたのフォトブックを発信しましょう。

世界に向けてフォトブックを発信する

最近ではアナログのフォトブックを作るサービスが増えています。

例えば、キヤノンの「フォトプレッソ」や「TOLOT」、mixiの「ノハナ

などです。

しかし、アナログのフォトブックは他人に配るのが少々面倒です。近くに住んでいる人は手渡しできるかもしれませんが、そうでない場合は発送しなければならず、送料もかかってきます。

そこでまず電子書籍版を作っておき、必要に応じてアナログ版を作るようにします。

電子書籍版のメリットは、日本という国を超えて海外の国に発信できるということです。少々大げさな言い方をすると、あなたが写真家として世界デビューすることになるのです。

どうして日本向けに作らないの?

「日本人なら日本向けにフォトブックを作った方がいいんじゃないの?」と思う人がいるかもしれません。

たしかに友人や知人に配るのならそうした方がいいでしょう。しかし、よく考えてみてください。日本の風景は海外の風景よりも新鮮味がありませんよね? 

それに比べて例えばアフリカの風景写真は非常に新鮮味があります。アフリカの人にとって何気ない写真でも、文化が異なる私たち日本人にとっては非常に珍しいのです。

逆のことはアフリカでも起こりえます。私たちが何気なく撮った平凡な写真が、実はアフリカ人にとっては衝撃的な一枚になるかもしれないのです。

画像は世界共通語だ!

「そんなこと言われたって、英語できないしなあ・・・・・・」と感じる人もいるでしょう。しかし、心配することはありません。まず、出版の準備はAmazon経由の場合、ほとんど日本語だけでOKです。それほど難しいことはありません。

肝心のフォトブックの中身はどうかというと、これもたいした英語力は必要ありません。街中で販売されている写真をパラパラとめくってみてください。文字ばっかりの写真集なんてありませんよね? 

要するに英語なんてほとんど使わなくてもいいんです。海外の人も、文章にはそれほど期待していないはずです。見たいのはあなたの写真であって文字ではないのです。

海外の方がセンスの高い人が多い

最近、よくバレエや、映画、クラシック音楽などの分野で、無名の日本人が入賞することがありますよね? 全く知られていない新人がどうして海外の大きなコンクールなどで入賞することができるのでしょうか? それは一言でいうと、日本人には優れた「目利き」がいないからです。

いわゆる大御所と呼ばれる人たちは、日本人の中ではすごいかもしれませんが、世界レベルで考えればたいしたことない場合がほとんどです。バレエや、映画、クラシック音楽などの分野では特にその傾向が強いといえます。

また、写真の分野でも全く同じことがいえます。よく「○○コンクールで入賞した写真」が雑誌などで掲載されていますが、「これ、どこがいいの?」と首を傾げたくなるような写真がほとんどです。

これは選んでいる人のセンスが低く、優れた写真家を発見する力が欠けているからです。その証拠に今の写真界は全く盛り上がっておらず、発展しているともいえません。

そうした日本の事情を考えていけば、自分のベストともいえる写真集を海外に発表していくことは非常に意義があることです。海外では日本では想像すらしなかった優れた「目利き」がゴロゴロいます。おまけにアメリカやヨーロッパでは日本以上に電子書籍が発展しているため、レンタルサービスなどを通してあなたのフォトブックを見る可能性が高いともいえます。

フォトブックの電子書籍版の作り方

活字をほとんど使わない電子書籍は簡単に作成できます。Amazonに必要な無料ツールが用意されているので、写真さえ用意すればOKです。kindleを持っていなくても作成できます。

<必要なもの>

画像 / もしくは PDFファイル(画像をまとめたもの)

※使用する写真は30枚から50枚前後が一般的らしい

<使用するツール>

Kindle Comic Creator

(※もともとはマンガを電子書籍化するための無償ツールですが、写真集も問題なく作れます)

使い方はこちらでくわしく解説されています。

Kindle プレビューア

kindle用のmobiファイルが出来た後で、電子書籍をプレビューするために使用します。kindleがなくても、これさえあればPC上からmobiファイルが閲覧できます。

上記の方法以外にも「Romancer」を使用して電子書籍を作ることができます。過去記事「noteのテキストを電子書籍化する方法」をご覧ください。

フォトブックを作ったら

電子書籍の宣伝をツイッターでしている人がいますが、よほど質の高いユーザーが集まっていない限り、それほど高い効果は得られません。宣伝ばかりしている人は疎まれることも多いです。

では一体どうすればいいのでしょうか? あまり深く考える必要はありません。これまで通り、あなたは写真を撮り、それを自分のブログやSNSなどで発信していけばいいのです。

そして、そのコンテンツの下にさりげなく、あなたのフォトブック名を書いてリンクさせておきましょう。あなたが頻繁に更新すればするほど、あなたのフォトブックはより多くの人に知られていきます。あなたの写真に興味を持った人は、必ずそのリンク先をたどってあなたのフォトブックにたどり着くはずです。

実はこんな使い方も・・・

「自分はアーティストじゃないから写真集なんか作らなくていい」。

そう考えている人は、電子書籍の使い方について考えてみてください。よく観察してみると、フォトブックには自分の商品も掲載することができるのです。

例えば、自分の作ったハンドメイドのアクセサリーの写真をとって、カタログ化することもできます。自分が行っているボランティア活動の一部始終を写真集としてまとめ、活動記録にすることもできるのです。

詩をよく書くという人は、自分のイメージに近い画像を撮影して本にすることもできるでしょう。

漫画やイラストを描いている人は自分の作品を集めたベスト盤ポートフォリオを作り、全世界に発信することもできるでしょう。

いずれにせよ、狭い日本だけに情報発信するのではなく、世界に向けてどんどん発信することが大切です。

世界にはあなたが心をこめて作った作品を見い出してくれる人がきっといるはずです。



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