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【資格】 交渉アナリスト 補

先日、交渉アナリスト養成講座の技術研修を受講しました。

この技術研修は、効率的・効果的に交渉の実践力を育てる構成になっており、創造的な合意形成と信頼関係構築のプロセスを、ケーススタディを活用した学習で習得し、実践力が習得できたと認められた場合に「交渉アナリスト 補」資格が授与されます。

この研修は以下の3つの学習法を使って進められます。

■ ケースメソッド
様々な交渉現場において、実際にありがちな架空のケースをそれぞれ別々の立場として書かれた資料が配られて、情報を把握し、その役割として色々な立場のグループ・個人と多面的なディスカッションをすることで、状況に即した考え方・フレームワークを活用し、実際の経験では得難い知見・見識を凝縮して疑似体験します。

■ ロールプレイング
学んだ内容を実際に相手を置いて実践してみることで、学習のアウトプットとなり、相手の反応によって対応を変える必要や、思考と行動を一致させる事を体験することで学習内容を実践的に活かす知恵を学べます。

■ ワークシート
問題を特定したり方策を定めたりする方法を細分化し、思考プロセスとして書いて整理する事で、順序立てて物事を考えて、どこに課題があるのか、何が問題になっているのかを具体的に特定し、個人の事前準備や、シナリオ作りだけでなく、チームとの連携にも役立つ資料となります。

こうした、ケースメソッドに即してワークシートを作成し、それを元にロールプレイングする実践を数回行いますが、買い手と売り手、コンペ提案、グループ交渉、合意結果の視覚化など、様々なパターンを体験し、講師からの解説も頂けます。

今まで座学として交渉学を学んできましたが、実際の交渉相手を目の前にして、様々な交渉の基本を実践し、お互いに問題に対する価値創造をすることの難しさを知りました。

また、参加者も皆個性豊かな人々で、毎度驚くような反応と交渉を体験させて頂き、学びのとても多い研修でした。

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