見出し画像

【資格】 交渉アナリスト 1級

昨年末に行われた第18回交渉アナリスト1級の試験を合格しました。
この資格は、特定非営利活動法人 日本交渉協会の会員として、交渉学を実践を交えて広く知っていただくよう活動し、「交渉アナリスト」として教育やコンサルタントに参画する事ができる資格となります。

日本では交渉というと「言いくるめる」というイメージが強いのですが、
2つ以上の立場で話によって何かを決めるとき必ず行うのが交渉です。
営業、販売、顧客対応、利害関係者との調整、プロジェクトマネジメント、外注管理、購買、チームリーディング、教育などにとどまらず、友人関係や家族関係、ちょっとした口喧嘩やお買い物など、ビジネスシーンや人とのつながりのあらゆる場面で行われます。
交渉条件の決め方や立場の伝え方、話の聞き方や合意の仕方など、様々なポイントにおいてどんなパターンと問題があるかを学び、より良い方法を選択できるようになるのが交渉学で、それを分析してアドバイスするのが交渉アナリストとなります。

交渉アナリストの資格取得の良いところは、単純な検定試験だけではなく交渉学の学習それ自体が目的となるところにあります。
2級の資格の目的は交渉学の基礎勉強にあり、講座開始時点で渡される教科書を使って交渉学の基礎を体系的に学ぶことができます。
補の資格の目的は実践で、学んだ知識を元に実際に人と対面で交渉し、集団での交渉や個性による表現の違いや想定通りに行かない場合の対応などを体験します。
そして1級の資格試験は今まで学んだ交渉学の知識・分析方法の確認です。
交渉についての基礎知識のテストだけでなく、自分自身でケースを選択・記述・分析し文章にし、さらに面接で説明するところまでを行います。

今後はもっと自分の業種にフォーカスした交渉術をメインに学習を進め、業務に役立てるよう社内にも広く展開していきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?