ふと気になった事。

私がサンドバッグ蹴ってて。
音はしっかり轟音？立ててるのに、支えてなくてもスタンドがぐらつかない…
見てて気づいたやろか、他の人たち。

Ｋさんとか倒しそうなくらいの勢いで蹴ってても、音自体は私と変わらんやろ？
何でか分かってくれるといいんやけど…
あさきさん、目の前で見てて気がついた？

今日の自分の稽古は、延々型を打ってた。
鎮東がおかしい。
それ以外はそれなりに打ててた。
そして体力がめっきり落ちてる…ま、しゃあない。
徐々に戻してくさ。

Ｙちゃんも真面目に稽古するようになった…面白くはなさそうだけど。
やんちゃぼうは相変わらずふざけてる。
Ｓ太には一緒にシャドウをして、セオリーから外れた動きをやってみる。
前蹴り、ワンツー、ローキック、膝を上げてハイキック…の途中までは全く同じで。
膝を上げた所から…上に振り上げるのではなくて、掻い込んだ足を一度外に伸ばしてかかとで引っ掛けるように蹴る。
２、３度使った上で、織り交ぜるとより引っ掛かりやすくなる。

似たような動きは手でもできる。
ワンツーから左フックに繋ぐのを、同じ動作で反対から裏拳で叩くと、いい感じに入る。

こうして途中までは同じの変化技、というのは覚えておいて損は無い。

目が行き届く程度の人数だったので、今日はＡさんとＨｉさんのスパーに口出しした。

相手のジャブを反応せずに放っておいて、そのまま攻撃をしようとしてるＡさん。
もちろん、相手の攻撃をもろに受けてしまい反撃が覚束ない。
適当な所で止めて、まず今の目標を決めて…それを実行してもらう。

「相手のジャブをまず潰せ」
何でも良いのよ、とにかく相手のジャブを思い通りに出させない事。
止めてもいいし、スウェイでもバックステップでも、何でもいい。
そのまま打たせてるから、次の攻撃が簡単に当たる。

私なら、と言ってＨｉさんにワンツーを打ってもらう。
ジャブにジャブを当てて軌道を変え（これもパリーイング）、
ストレートをそのまま自分の方に引き込んで、空いてる顔に反撃を入れる…とやった。
これで一動作だね。

途中、Ｈｉさんの質問…ストレートをどう対処するのか、というのに応えてたら、Ａさんふらりと消えたｗ
聞かなあかんのあなたやで…困った人やねえ。
そういう点、Ｈｉさんの方が分かってるというか素直だわな。
自分の欲求に忠実とも言うｗ

「次の攻撃に繋げさせないために、初弾を確実に潰す」
「次の攻撃に繋げるために、初弾を確実に当てる」
似たような事だけど、攻防で逆転するんだね。
こういうのをお題として、二人にやってもらったら…
案外いい勉強になったみたいよ？

さっきみたいな叩き合いではなくなったねえ。

ついでにＫさんにも、こうするんやでー、と説明。
傍から見てると、よく分かるでしょ？

さらに、Ｋさんにはジャブの別の効用も教えてみた。
攻撃って、目くらましなのよと。

顔にやっても良いんですね！？と言ってるけど、叩けと言っとらんで？ｗｗｗ
ほんとにこのお人は…

顔の前にパッと広げる「猫だまし」。
視界を一瞬塞いで、次の攻撃を当てやすくするのよ。
パッと塞いでミドルキック、パッと塞いでボディアッパー、と次々打ち込んでいく。
まあタイミング読めたらカットインもできるから、そこまで大したもんでもないけどな。

Ｋさんは視界を塞ぐ、という発想がそもそも無かったみたいで…まあこういうのもある、と。

一旦区切り。