ミスを隠蔽しようとした昔の私の話。

【※この記事は、Voicyでの音声配信をまとめたものです。】

このラジオは『楽しむことを人生の中心に置く』と決めたviviによる、役に立つかはわからないけど、なんだかポジティブになれる、そんな番組です。

話したいと思った事を話してみる

最近少しずつ聴いてくださる方が増えてきて、とっても嬉しいなと思っています。
ありがとうございます。

しかしね、聴かれるって思うと
「いいことを話さなきゃ、中身があること話さなきゃ」
って固くなってしまうのが、viviのダメなところですね。

もう言葉選びを始めちゃってるんで、そうするとやっぱり面白さが半減しますよね。
なので今日は何も考えずに、今日話したいと思ったことをゆるゆると話す放送回にしようと思います。

心理が分からない

今日仕事の仲間と、自分のミスを隠蔽する体質の人のことについて話していて。
そういう人って時々いません?

最近はね、私は全然見かけてなかったんですけど。
なんだろう。
うまくいってないチームにいる時ほど、そういうことと出会うよね。
多分、うまくいってないチームだと、自分のミスをすごく認めにくい環境になっちゃってんのかもしれない。

やってしまったことはもう認めて。
自分の責任だって謝って。
今から何ができるのか。
っていうことを一生懸命考えた方がいい、と私は思うんですよね。

言い訳というか、下手にあがくと逆効果で、余計ズルズルしちゃったりするじゃないですか。

例えば、昔一年かけてやっていたプロジェクトの事なんですけど。
その一番大事な日に、一番大事なものを担当の人が準備し忘れていたんですよね。
時間もお金もすごくかかっていたし、いろんな会社が絡んでいた大きな企画だったので、もうみんなカンカンに怒ってしまって。

担当の人は、もうどうしていいかわかんなかったんですよね。
「一緒にやってる別の会社から、そういう発注が来てなかった」みたいな嘘をついたんですよ。
それで大事になって、いろんな調査が入ることになっちゃったんです。

その方が頼まれていたことにまつわる資料を慌てて捨てていたり。
メールボックスの削除の欄に、いっぱいそのことにまつわるメールがあったり。
そういうことが見つかって、もう最悪な結果というか、もっともっと広く怒られていたというのがありました。

まあ、普通に考えればわかりますよね。
人が絡んでいれば絡んでいるほど、そういうことをすると後々もっと大事になるぞっていうの。

で、今日は「なんで、そういう冷静に考えたらわかる行動ができないのかな」っていう話をしていたんですよ。

私は「そういう行動する人の心理がわかんないわ」みたいな意見の人だったんですけど。
いろんなことを思い出してるうちに、仕事ではないけれど、自分も隠蔽した過去を思い出しました。

おおらかな気持ちで受け止める

中学二年生の時に、一年ぐらいずっと片思いしてた初恋の先輩と初めてデートをすることになったんです。
それで、どこに行くか本屋さんで雑誌を見ながら決めようっていう話になったんですよね。

私は一年も片思いしてたから、その先輩と話すだけでもすごく緊張しちゃうのに、二人で本屋にいて、デートの予定を決めるんです。

もうどうしていいかわからなくて、 ひどく動揺して、てんぱっていたんでしょうね。
本屋さんの中で喋ってるときに、口の中に入っていたガムを、ぽって吐き出しちゃったんですよ。

それを、今考えるとなんであんな行動したのかなって思うんですけど、即座に自分の足で踏み付けて隠蔽したんですね。

今思うと、多分先輩はガムが私の口から飛び出る瞬間見てたと思うんだよな。
もうその時に、恥ずかしいけど「あ、ごめんなさい。出ちゃった」とか言って、ちゃんとガムを拾って包んで捨てればよかったんです。

なのに、もうどうしていいかわかんないけど。
もうとっさ。本当瞬時ですよね。
口からガム出た瞬間に、ピンって足で踏みつけました。

そのおかげで、そこから動くことができなくなっちゃいまして。
本屋から出ようってなったけど、その場を私は動けないんですよね。
その靴を床からあげるわけにはいかなくて、私はその本屋にとどまったっていう記憶があるんです。

「あー、この気持ちなのかな」っていうね。

冷静に考えたらわかるんだけど、本当に瞬間的ですよね。反射的にその選択をしてしまう。
まあ小っちゃかったんだろうな。自信がなかったんです。

ガムを口から出しちゃう私なんて、もう嫌われちゃうんじゃないか。
ダメなやつって思われちゃうんじゃないかっていう。

でも多分ね。先輩は絶対見てたと思う。口からガムが飛び出る瞬間を。
それで、それを自分の靴で踏む女。
先輩が去った後には、自分の靴の裏と本屋の床にはべっとりとガムがこびりついていて、それを処理するのがもっと大変だっていうね。

めっちゃ小っちゃいことですけど、でも「私もこういう行動する時あったな」と思って。
まあ今だったら同じ状況になったとしても、「うわ、ごめん」とかって言って、ちょっとこう面白い出来事に変えるスキルがさすがに身についているんですけど。
当時はもう、いっぱいいっぱいだったんだよね。

そう思うと、仕事のミスを隠蔽しようとしてる人を見たときに、「私もそんな気持ちになったことがあったな」って、ちょっとおおらかな気持ちで受け止められるな。
なんて思った今日でした。

リクエストお待ちしてます

viviのラジオでは、日々私が思ったことやVoicyのハッシュタグテーマなんかでお話をさせてもらっています。
「こんなテーマで話をしてほしい」なんていうリクエストがあったら、ぜひいただけたら嬉しいなと思っています。

最近ね、気づいたんですけど。
放送で「いいねよろしくお願いします」とか「コメントお願いします」って言うと、やっぱりその時の方がつくもんですね。
少しいいねがつくようになったから、「もう言わなくても、いいねしてもらえんのかな」と思ったら、全然つかないの(笑)

なので、コメントはちょっとハードルが高いと思うんですけど、いいねだけでも押してもらえたら嬉しいです。
コメントはね、本当に勇気がいるよね。
私も時々、他の人のVoicyで思ったことがあったら、コメントを書くようにしてるんですけど。

このコメントしたら、なんか失礼かな。
相手の気分を害しちゃうかな。
なんか頭悪い質問だと思われないかな。
とか、ちょっと考えちゃうんですよ。

私はそんな時はコメントをした勇気をまず評価してほしいなと思って、思い切ってコメントすることにしてるんです。

何か思ったこととか、聞きたいこととかあったら、ぜひ書いてみてください。

ということで。
明日も私とあなたの一日が、楽しく自由なものとなりますように。
わがままに生きましょう。
viviでした。じゃあね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?