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ちあきろく(にんぷろく)

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お腹の中に新しい命。(10月上旬出産予定) ぐんぐん変化する不思議な妊娠中のトツキトオカ。 思うことや変化などぽつぽつとできるだけ毎日更新。 「ちあきろく」の由来は、あきとあきが… もっと読む
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#夫婦

1228/なんにもしてない日々

1228/なんにもしてない日々

「今日、なんもしてないなぁ」と夫が呟いた。
それがなんだかすごく寂しく響いて、なんでだろうと考えながら夕食の皿を洗う。寝かしつけをしてくれている間に作ったのでいつもよりちょっぴり丁寧な夕食。(パリパリ皮のチキンステーキなど※温め直したが)

仕事がなんとか収まった様子の夫。
年末年始はゆっくりできるようだ。嬉しい。
おっぱいのしこりが不安だと言うと「ちあきみてるから病院いっておいで」と言ってくれ

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1126/ラブレターの賞味期限

1126/ラブレターの賞味期限

予定日だった10月10日の早朝、エモエモのエモーショナルが爆発して泣きながら書いた夫へのラブレターの中には私の熱がまだこもっていた。まさかそこから9日も出てこないとはつゆ知らず、お産当日に渡すつもりがそれどころではなくて渡しそびれ、行き場をなくしていた手紙。
手紙ってのは本当にタイミングだし、えいやっと渡してしまわないと、とても恥ずかしい。そして自分で読み返すものではない。が、読み返してしまった。

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1002/「うち」と「そと」

引っ越し前日。
田舎から父と母がやってくる。

最後の片付け作業をガンガン手伝ってくれてありがたいし、新居に必要なものを色々と揃えてもらったりして頭が上がらない、のだが、「片付けできない娘ですみません」はごもっとも、なのだが、
誘導尋問的に「やっぱり専業主婦がよいのでは?女は子育てを最優先すべきなのでは?」という考えを押し付けようとしてくるのには辟易してしまう。

何故、それを言うのだ。
何故

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0910/やりたいことをやればいい

【得るは捨つるにあり】
といふ言葉に縛られていた時期があった。何かを求める時には、何かを捨てなくてはいけない、と、そんな風に思っていた。就活生のわたしにはやりたい(と思い込める)仕事があって、そこに向かっていた。

でも。結局ふられちゃって、よかった、ような気もする。結局のところ私は何も捨てる覚悟ができてなかった。そして、「大切な人を大切にできる」人でありたかった。

私はあの時、結果的に、何

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0903/スーパーサイヤ人にできること

朝起きたとき、硬い髪質の夫が腕の中に潜り込んできた。もふもふ、ちくちく。「あぁ、会社行きたくないなあ」そうだよね、そりゃそうだよね。だってずっと頑張ってるもん。

ぎゅうっと抱きしめる。

私は、私が、この人を守りたいのに。
自分が甘えてしまいたくなる昨今である。

「スーパーサイヤ人並みに家のことこなせたらいいんだけどな、ごめんよ」と呟く。

「スーパーサイヤ人にできるのは破壊だ

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0828/めりめり ぐにゅーん

一昨晩の夜。ぐるぐる考えていたらひさしぶりに本格的に眠れなくなって、何故だか娘の名前の事などまでぐるぐる考え始めてしまって、結局5時くらいまで寝付けず。立ち上がってトイレに行ったりリビングの机でメモを書きなぐったり、麦茶を飲んだりしていた。

明け方に、私がいないことにびっくりして「どうしたの」と目を覚ましたぐうぐう夫にぎゅっとしてもらってやっと眠れた。(すぐにぐうぐうしはじめる、おつかれさま

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0826/靴下が履けなくて

靴下が履けなくて「くそおおおおお」ってなっているときに(大きくなったお腹がつっかえるのだ)大仕事が終わったはずなのになかなか帰ってこれない夫に、というか夫を帰してくれない仕事に苛々する。

物分かりのいい妻のフリをして、全然。帰ってこれない日が続くのは、地味に、地味に、心細さが募っていく。意識しちゃダメなのに夜まで待っていてしまう。終電が終わって、タクシーで帰ってこれそうな2時くらいまで何だかんだ

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0820/ただいまのすきま

脇腹あたりに中の人の足?があることが多いようで、横向きにごろんと寝転がると突然ベッドとの間でばたばたばた、もしくはぐにゅぐにゅと動き出すのでびっくりする。「うああ、ごめんごめん」となるものの、仰向けで眠るのもなかなか厳しくなってきたので、困ったものだなあ。足はさまると痛いのだろうか…。さて、どうやって寝たらよいものか。

お腹の中の人との共存生活もあと2ヶ月を切ったけれど、なんなら1ヶ月後には

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0811/「お父さんみたいな人と結婚したい」って

これを娘から言われるの、
父親冥利に尽きるのでは…と思ってしまった。

今日は大学のサークル同期2人の結婚式に参加。おなかにちあきさんがいる状態での最後の結婚式。懐かしい面々、おなかがまんまるなので、色んな人に驚かれる。(まもなく9ヶ月に入る妊婦のお腹はなかなかの迫力があるようだ)

新郎新婦の2人は大学時代はただの友人。卒業後付き合い始めて、結婚した。付き合ったと聞いた時も、結婚したと聞いた時も

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0810/のぼせるキッチンとお盆のキヲク

世の中はお盆休みに入らんとするも、あまり関係ない私たち夫婦(私は産休中だし、夫はそもそも休みという概念がとても薄い仕事をしている)。

夕方
夫「帰る!深夜になっちゃうけど…。今日何も食べてない…」
私「OKぶり照り焼き作るから、とっとくよ」

のぼせるキッキンで色々作る。

・なす煮浸し
・ぶり照り焼き
・モロヘイヤとえのきの味噌汁
・サラダ
・玄米ご飯(まとめて4号)

(こうやって書

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20190801-02/前夜と最終日(産休はいりました)

20190801-02/前夜と最終日(産休はいりました)

最終日前夜。
ありがたいのにいろんな人から見送られているのに、なぜか荒れていた。会社離れられるのが嬉しいような、なんか複雑なような。

そして最終日。
朝「一緒に出勤できるの最後かあ」と
すこし寂しそうな夫。かわいい。
※お互い10時出社なので通勤電車が一緒

モニターの下に同僚からの
カウントダウンが追加されていて癒される。

最後まで意外と仕事が終わらない。
お宿の人たちへも最後の電話。

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0723/おっとたんじょうび2019(29の日)

0723/おっとたんじょうび2019(29の日)

期日前投票して誕生日を万全の状態で迎える。なんだか天気があやしいので「天気の子」をペアシートで朝から一発目に予約。
(誘導のためにてるてる坊主の中にメッセージを書いたが、開けてと言い忘れてそのままに)

新海誠監督なら雨の東京も晴れの東京も綺麗にみえるようしてくれるのでは、という期待を込めて。(大正解!夫はパンフレットまで買っていた)最近は夫もストイックにダイエットしているので自粛していた「ポッ

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0717/わたしは君のママじゃない!

夫が職場で育児トーク参戦したらしく「子供が生まれたら何と呼び合うか」という話になったそうだ。わたしは、ママ・パパで呼び合うのは、絶対嫌派である。だってわたしは夫のママじゃない!と、主張したところ、おもしろがって「ママ〜」と呼ばれてほんとちょっと無理だわ…となった昨夜であった。(ネタ的に使われそう…)

外国だとハニーとかベイビーとかあるのかな。私はちゃんと名前で呼ばれたい。ベイビーのニュンアンスを

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0712/男子トイレははは事件

ねむい。とてもねむい。
昨日なんてぼうっとしすぎていて【男子トイレ】に入っている事に気が付かず個室でゆっくり用を足していた。個室を出るとトイレ待ちをしていたサラリーマンのおじさんと目が合い「えっ」となる。「ははは」と笑ってくれた事に救われる。よくみたら、男性用の立ちショントイレも設置されていた。(使ってる人いなくて本当によかった)慌てて女子トイレに避難、手だけ洗って逃げるように出来るだけその場から

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