0822/コインランドリーと視線、あとは夫のダイエット本について

帰省中、洗濯機に放り込まれていた夫の大量の服を洗ってあげなきゃな…と思いつつ、ここ数日の消えない変な時間帯の「雨マーク」と夕立によって洗濯を干すタイミングを逃し続ける。(あるいは洗濯しない口実を得る)

昨晩帰ってこれた夫に「服がないよぅ…」と呟かれ流石に可哀想となった本日、朝から動けたらよかったのだが、夫を見送りうたた寝したら昼に(また寝すぎてしまった)。これから干すのもなあ、また夕方雨みたいだし…いやしかし…言うことで、名実共に重い腰をあげる。

コインランドリー自体はアパートのすぐそばにある。しかし、私達の部屋は4階(エレベーターなしの階段のみ)にあるので、9ヶ月の妊婦には昇り降りが正直辛い。ましてや洗濯物を持って…となると結構覚悟がいるのだ。

今日は乾燥が終わるまでコインランドリーで過ごしてから部屋に戻ろう、と心に決める。

100円で12分乾燥。300円分の36分間で読みかけの本(夫のダイエットバイブル本)を読み切る。

涼しくて、人もいなくて、ラッキーだった。
ちなみに読んでいたのはこの本。

「トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ」

血糖値とインスリンの関係に注目したダイエット本なので、妊娠糖尿病と診断された時もインスリンと血糖値の関係についてはなんとなく構造を知っていたので役に立った。(最後の章だけ読み残して放置してしまっていた。小説以外の本を読むときは少々腰が重い…)

ざっくり要点だけでいくと
(箇条書き失礼します)

・カロリー制限はあんまり関係ない
・精製された糖は危険(砂糖とか小麦とか)
・食物繊維と酢と良質な油(アボガドナッツオリーブオイル等)は積極的に摂るべし
・1日3食食べなくてはいけない訳じゃない
・血糖値が上がるとインスリンが分泌される
・インスリンの分泌量がその人の「太りやすさ」を決める→インスリン分泌量をコントロールする必要あり
※血糖値が高いと赤ちゃんが肥満児になっちゃうのはこれゆえ
※リバウンドするのはホメオスタシス効果(その人の基本の設定体重をインスリンが決めてしまうそうな)

・食べる回数が多いほどインスリンが分泌され太りやすくなる
・食べない時間が長い方がインスリンが分泌されず、ケトン体が出て蓄えた脂肪が燃える
→軽いファスティングがお勧め

この本で夫は間食をやめて1日2食生活をはじめたのだが、結果的にGW明けから今までで10キロ近く痩せることに成功しているので、ある程度、信憑性があると思う。
ただ、ケトン体って妊婦的にはNGな認識なので、その辺りデメリットあればもう少し詳しく正しい知識がしりたい…。(平常時はよいのかも)あくまで大人のダイエット方。私は今お腹の子ファーストで、きちんと食べるのがお仕事。

………
ピーっと終了のお知らせが鳴り、畳むフェーズに差し掛かったところで3人の息子さんを連れたお母さんがやってきた。上が小学校低学年くらい、一番下の子はまだベビーカーだ。

不意に「すみません…」と声をかけられる。細かいお金しかなくて…と相談され、50円玉3枚と10円5枚を200円に両替。ささやかながらお役に立ててよかった。

お腹が重いので椅子に座りつつマイペースに洗濯物を畳んでいたのだが、息子さん(たぶん一番お兄ちゃん)が去り際にじぃっと並んだ洗濯物をみつめて帰っていった。畳み方、変だっただろうか。何のコメントもなかったけれどドキドキした。なんだったのだろう。

家に戻ると雨がザーッと降ってきて「コインランドリーで正解だったわ」とすこし勝ち誇る。雨が降ると涼しくなって、また夏の終わりに近づく。

#日記 #ちあきろく #33週目 #妊婦 #妊娠 #コラム #エッセイ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?