0915/まつりのおと

「お体にお気をつけくださいね」とまっさらなnoteに書いてあってほっこりとする。夫が休み(正確にいうと家で仕事ができる日)だったので、朝からホットドックと野菜たっぷりのスープなんかを作って食べる。休日感。

夜は地域のお祭りがやっていたので、すこしだけ参加。大学を卒業してから今の家にずっと2人で住んでいるけれど、下町感溢れる土地柄が私たちにはあっているのか、とても落ち着く。窓を開けると太鼓の音がする昼間も、ほんのり涼しい風が心地よい秋の夜長を彩る提灯も、なんだか嬉しい。

「お祭り」というものがすごく好きで、どうしたって心が踊る。秋のはじまりにあるのもまたとてもよい。出店だけは妊娠糖尿病を忘れてちょっと無礼講。屋台の焼きそばってなんであんなに美味しいんだろうな。

あたらしい街では「地域のコミュニティ」に入り込みたいね、なんて話をする。いまの街だと私たちはどこかよそ者でいたから。(決して居心地がわるいわけではない距離で)昼間は法被着て張り切って、夜はちいさな浴衣を着せた娘と夜店にいって「金魚ほしい!」って言われて困ったりね、なんて、これから先の未来を想像したりする。たのしみなことがたくさんある。

ふたりだけでくるお祭りはきっとこれが最後で、お神輿の前で法被をきたお姉さんに写真を撮ってもらった。夫と一緒に撮ったマタニティフォトがあまりなかったのでうれしい。臨月の、もうすぐにでも出てきそうなお腹と。


まだもう少しお腹にいてほしいけれど(大人の都合である)はやく会いたいなあ、なんて気持ちも募る、秋の夜。



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