【研修メモ】小児に対する漢方薬のまとめ
徳島和漢薬研究会『小児に対する漢方薬』の研修メモ。成人にくらべて体内水分量が多い小児は水毒に注意する必要があり、新陳代謝が盛んなため”陽証”が多く、麻黄剤や柴胡剤の適応が多いです。
小児に対する漢方薬のまとめ
・水毒には五苓散、陽証の適応が多いため急性期や気道疾患は麻黄剤の適応が多い。
・体重50kgの成人の1日量7.5gとすると、小児用量0.15kg/kg/日に設定すれば換算しやすい。
・分包して湿気やすい漢方はジッパー付きの遮光袋が有効。
生薬の特性をバルーン表示
株式会社ツムラさんの講演資料が分かりやすかったです。
漢方薬の構成生薬の特性ごとに風船にみたてて表示してくれてました。情報が整理されて理解しやすくなりますね。資料を参考に苓桂朮甘湯を図解してみました。
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