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被災した時にまずやること

台風15号で家が全壊した時のことを思い出しながら、被災した直後に行ったことを書きたいと思います。

家が被災した時の出来事はこちらにまとめています。

・「罹災(りさい)証明書」を発行してもらう

災害時に建物が被害にあった場合、市区町村で色々な支援を受けることができます。(支援の方法や制度は市区町村によって異なります)
支援を受けるために「罹災(りさい)証明書」が必要になります。
罹災証明書は市役所の窓口などで申請をし、職員の人に被災した家をみてもらい、査定してもらいます。「全壊」「半壊」などの認定を受けると罹災証明書が発行されます。建物を直してしまうと、認定が受けられないこともあるので、まず一番に家が災害で壊れたことを市役所などに相談して、り災証明書を発行してもらうことが大切です。

・壊れた家財道具などを写真に撮っておく

火災保険に入っている場合、家財道具の保険が降りる場合があります。台風で壊れたり、汚れてしまった家財道具は早く片付けたい。修理したい。捨てたい。という気持ちになると思いますが、まずは壊れたその時の状況をスマホやカメラで全部撮影しておくことが大切です。ちなみに、火災保険の家財道具には仕事で使う道具は含まれていないので、注意してください。(例:仕事で使う一眼レフカメラやレンズは保険NG、観光で使うコンパクトデジカメはOK)

・今晩寝る場所を確保する

被災してしまった家では眠れないので、避難所の確認やホテルの確保などを早い段階で行わないと、夜を過ごす場所に困ってしまう場合があります。ホテルなどは早い段階で埋まってしまう場合ので、早めに予約を。市が持っている支援住宅などを貸してもらえる場合もあるので、予算が心配な場合は、市に相談をしてみるのも良いかもしれません。ホテルに泊まった場合は領収書などは必ず取ってお来ましょう。火災保険に入っていた場合、一部または全額を保証してもらえる場合があります。

・家から大切なものを避難させる

被災した家は窓がなかったり、ドアが壊れていて、施錠が難しく、人が簡単に入れる状態になっています。念のため、閉められるところは閉めて、穴が開いた状態になっている場所はコンパネやベニヤ板で塞いでしまう方が良いです。(これ以上雨の侵入を防ぐためにも)それでも、侵入を防ぐことは難しいので、大切なものはできるだけ持ち出し、貴重品は常に持ち歩くか、信頼できる実家等に預ける。大きなものや家具はトランクルームを一時的に借りて、雨風に晒されないようにするのが良いと思います。

被災した当日は、り災証明書の発行、寝る場所の確保、トランクルームを借りて運び出し。までができればベストだと思います。とにかく疲労が溜まっていると思うので、できれば日帰り温泉に行く、ホテルに泊まるなどをして、少しリラックスできる環境で夜を過ごすのが良いと思います。


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