四柱推命学は多くの意味を含んでいるが、その中で季節的意味が最も重要だと考える。
その理由は四柱推命学というのが、太陽と月と地球との相関関係から現れるエネルギーが
人にどの時点で、どの程度の影響を与えるかを記号化して解き明かすからだ。
 
その中で絶対に無視してはいけないのが、まさにこの「四季」だ。
季節が変わり、日照量、温度、湿度、昼と夜の長さなどに差が出る。
このような変化が人の体と心に多くの変化を与える。
 
西洋医学ではこれを「ホルモンの変化」と言い、
四柱推命学ではこれを「調候の影響」という。
 
この季節的影響が特に人に与える部分がまさに体質と心理だが、
この部分は人間関係に大きな影響を与える。男女関の恋愛心理でも例外ではない。
 
愛というのが幸福感を与えたりするが、同時に疎通の問題で多くの苦痛を与えたりする。
四柱推命の知らない読者の方々も、自分が生まれた季節だけで世渡りをできるようにするため、
 
もし自分が今まで恋愛の経験がなかったり、あるいは恋愛の経験はあったが心の傷がたくさん残っていると思う方がこの記事を読めば少しでも役に立つと思う。
 
ただ、下記の内容は月支だけを参考にする基準なので、命式の全般的な組み合わせによって差があるということを肝に銘じてほしい。

申酉戌月生まれの恋愛心理（秋・8.9.10月・金旺生まれ）

①申酉戌月の季節的特徴

・申酉戌月生まれは季節的に⌜燥⌟が形成される時点である。
・気温の高い巳午未の季節を過ぎて存在した湿気がすべて乾いてしまい、
・陽のエネルギーが衰え、陰のエネルギーが始まると冷たい風と霜が降りる。
・申酉戌月の時期には免疫力の弱い生命体は死を迎える。
・それで秋を英語でも⌜fall⌟とも言い、⌜すべて落ちる⌟という意味もある。
・この落ちるという意味が⌜秋収め⌟を意味することもあるが、巳午未の季節にまともに成長できなかった生命体は淘汰されるという意味にもなる。
 

②申酉戌月生まれは相手への思いやりがふかい

冷静で厳粛な季節がこの申酉戌月の季節だ。
 
申酉戌月生まれの人々は、母親のお腹の中で生まれる瞬間、直ちにこの気運を受けて生まれる。そのため、申酉戌月生まれの人は恋をする時も多くの意味を付与する。
 
寅卯辰月生まれの人とは正反対に、人と接しようともせず、初めて会う縁も簡単に考えない。会う人間関係も、誰でも会わず、必要な人にだけ会おうとしている。
 
男女ともに軽く見えるのは本人が大嫌いだ。相手が誘いにくい人がまさに"申酉戌月生まれの人"だ。"申酉戌月生まれの人"の前では小細工が通じないからだ。スキンシップも簡単ではない。
 
しかし、このように冷静に見える申酉戌月生まれの人も、本音は相手への思いやりがふかい。
 
いや、思いやりというよりは責任感といった方がよさそうだ。最後まで責任を持とうとするのが金旺生まれの人だから。
 

③申酉戌月生まれの人は付き合えば付き合うほど魅力的

巳午未月生まれの人も責任感は強いが、違いと言えば···
巳午未月生まれの人の責任感は一方的な自己満足と相手の非難を免れるための性格が強いが、申酉戌月生まれの人の責任感は自分自身の満足と周りの評価とは関係のない、本当に相手のための性格が強い。
 
相手の評価など気にも留めないので、とても率直で大胆に見えることもある。
最初は非好感だが、本当に付き合えば付き合うほど魅力的な人がまさに"申酉戌月生まれの人"だ。
 
問題なら、申酉戌月生まれの人特有のぎすぎす感と愛情表現が拙いことで、縁に結びつきにくい。じっとしていても有象無象に付き纏う寅卯辰月生まれの人とはまったく逆で…
 
決心して訪れる相手にも振られて縁がなかなか結ばれにくいのが、まさに申酉戌月生まれの人だ。
 
一方、一度結ばれると、その縁が長続き、良い人に会えるのが申酉戌月生まれの人だ。申酉戌月生まれの人と付き合ってる方々は彼らの前で虚勢を張らないように。。。
 
申酉戌月生まれの人の立場ではまっぴら御免だから。。。
慎重な姿を見せ、現在の感情よりは未来のビジョンを見せろ。
そうすれば、申酉戌月生まれの人を自分の人にすることができる。

お読みくださりありがとうございました。
 
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