四柱推命学は多くの意味を含んでいるが、その中で季節的意味が最も重要だと考える。
その理由は四柱推命学というのが、太陽と月と地球との相関関係から現れるエネルギーが
人にどの時点で、どの程度の影響を与えるかを記号化して解き明かすからだ。
 
その中で絶対に無視してはいけないのが、まさにこの「四季」だ。
季節が変わり、日照量、温度、湿度、昼と夜の長さなどに差が出る。
このような変化が人の体と心に多くの変化を与える。
 
西洋医学ではこれを「ホルモンの変化」と言い、
四柱推命学ではこれを「調候の影響」という。
 
この季節的影響が特に人に与える部分がまさに体質と心理だが、
この部分は人間関係に大きな影響を与える。男女関の恋愛心理でも例外ではない。
 
愛というのが幸福感を与えたりするが、同時に疎通の問題で多くの苦痛を与えたりする。
四柱推命の知らない読者の方々も、自分が生まれた季節だけで世渡りをできるようにするため、
 
もし自分が今まで恋愛の経験がなかったり、あるいは恋愛の経験はあったが心の傷がたくさん残っていると思う方がこの記事を読めば少しでも役に立つと思う。
 
ただ、下記の内容は月支だけを参考にする基準なので、命式の全般的な組み合わせによって差があるということを肝に銘じてほしい。

巳午未月生まれの恋愛心理（夏・5.6.7月・火旺生まれ）

①巳午未月の季節的特徴

・巳午未月生まれは季節的に「暖」が形成される時点である。
・日照量が多くなり、気温が上がり、地中の湿気が大気中に上がる時期。
・昼の長さが長くなり、陽の気が極に達するため、動物植物ともに成長が早く活動も多くなる。
・その成長は個別ではなく、ドミノのように連鎖反応を起こす。
・大気中の湿気が累積し、再び地面に降り注ぐのが梅雨、またはスコール(squall)だ。その後、再び暑くなり、生命体がまるで鍛冶屋の鉄のように強くなる。
 

②巳午未月生まれは成長志向的で一方通行的な姿を持っている

巳午未月生まれの人々は母親のお腹の中で生まれる瞬間、直ちにこのエネルギーを受けて生まれる。そのため、巳午未月生まれの人々は基本的に成長志向的で一方通行的な姿を持っている。
 
男女共通だが、男ならなおさら目立つ。男自体が生物学的に陽だから!
恋愛をする時も火のような恋愛をする。ただ、率直さによって相手を当惑させる。
 
寅卯辰生まれと同様、陽的性向が強いため、自己中心的な判断が先立つ。違いと言えば、寅卯辰生まれ人々は自分が不便でも相手に嫌なことは言えないが、
 
巳午未生まれの人々は自分の目に障ることがあれば、必ず指摘したり訓戒したりする。社会的規範と慣習に無条件に従わなければならないという強迫観念が内在しているためである。
 
自分は正しいが、相手は間違っているから自分が修正してあげなければならないという道徳教科書のような人。
 

③巳午未月生まれは自分の過ちより相手の過ちを指摘する

女性の立場では、巳午未月生まれの人なら魅力的に見えることもある。悪い男みたいな魅力があるから、
 
長所といえば隠し事がないということだ。いや、意図的に隠そうとしても隠されない。自分の感情が顔と行動にそのまま滲み出るのがまさに巳午未月生まれ!
感情の起伏は必須だ。命式に水が不自然に形成されているとその感情の起伏がより大きい。
 
率直で勤勉で、礼儀を重要に考えるからその正しいイメージが見やすい人。
しかし、最高の問題点は自分の価値観が正しく、お前の価値観は間違っているという考え方...
 
後で別れても相手の悪口をよく言う。自分は過ちはないが、すべてがあなたのせいだ。と...
それでも、責任感はあるので、人間味に欠ける部分だけを少し甘受すれば良い配偶者になれる。
 
巳午未月生まれの人とお付き合いの方は絶対に干渉しないで、指摘もしないで!

ただ、相手のやりたい放題にさせておけばいい。
 
巳午未月生まれの人を非難して指摘する瞬間、その関係は終わりだ!

お読みくださりありがとうございました。
 
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