「花虻-はなあぶ-」

ハルジオンの花の香りに

引き寄せられてぶんぶんぶん

どっちの蜜が甘いかな

こっちかなあっちかな

Photo Story

前回の続き。

蓮華寺池公園シリーズ。

今回はハルジオンの花の紹介。

日本全国でよく見かけることができるこのハルジオンは、要注意外来生物に指定されていてる厄介者として扱われることが多い。

もともとは観賞用として昭和の初め頃に持ち込まれたのが、どんどん分布を広げてあっという間に日本全国に広がってしまったとか。

彼らにとってもこの日本の土地とか気候が居心地が良かったんだなぁって。

見つけたら引っこ抜けとも言われてしまいこの植物も、じっくり花を見てあげてほしいと思う。

細い花弁に薄らピンクの花。

可憐でとっても綺麗だなぁ。

そう思ってカメラを向けていると、どこからともなく花虻がぴょこんと画角の中に入ってきた。

そうか、花虻にとってもこのハルジオンは貴重な蜜源の一つなんだ。

彼らに必要とされるからこのハルジオンもその場所に咲いていて、そこには全て循環の世界が成り立っている。

無駄なものなんてないんだよって、彼らを見ているとつくづく気がつかされる。

何気ない一枚の写真かもしれないけど、僕の中にはこんな感じの思いが込められていたりするので、ぜひ一人でも多くの方と共振できれば嬉しいです。

続く

ご覧いただきありがとうございました！
どうぞ倖せが繋がりますように。

2024年5月2日

Sudume＊ by aki
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