「嫁菜-よめな-」

小山の山道の脇に咲いていた嫁菜の花。

太陽に照らされ
淡いピンク色に染まる花は
優しくも愛らしい可憐な姿だった。

その美しさに
しばらくの間見惚れながら。

Photo Story

ヨメナという花を
一度は聞いたことがあるかもしれない。

野に咲く菊で野菊と呼ぶが、
その代表とされる花の一つにヨメナがある。

よく似た花に
シオン、ウラギク、ノコンギクなどがあって
それらも野菊という総称にまとめられるほど
見分けが難しいらしい。

なので今回の写真の花も
果たしてヨメナなのかどうかは
ちょっと自信がなかったりする、、、。

ちなみに名前に菜がつくものは
基本的には食べられるらしい。

実際このヨメナも若芽が美味しいらしく
ヨメナご飯というレシピもあったりする。

野草好きとしては一度食べてみたいところ。

嫁菜の由来は諸説あるものの、
お嫁さんのように美しいという意味から
その名前が付いたというものがあるらしい。

他にも若い女性（嫁）が
好んで食べることにちなんだというのも。

ほんまかいな！と突っ込みたくなるところ。

そしてヨメナは夜目菜とも書けるらしく
夜目は昔の言葉でネズミを表すらしい。

つまりネズミが若芽を好んで食べるから
夜目菜とついたという説もあるとか。

まぁ漢字で書くと色々意味を含むけど
ヨメナとカタカナで書くとなんかかわいいし
花の名前にはぴったりな気もする。

花に名前をつけるのって
なんかこう素敵だなぁと思ったりも。

今度名前を知らない花を見つけたら
ちょっと名付けてみようかな。

きっとおもしろいはず。

ご覧いただきありがとうございました！
どうぞ倖せが繋がりますように。

2024年1月6日

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